自分が見た夢を忘れたことって、目覚ますことなのか？

昨日の夜遅くに推しグループのメンバーである未波あいりちゃんが「寝ても覚めても」という映画をツイートしてたから見ることにしたけど、

「寝ても覚めても」を観たのですが、考察すればするほどよく分からなくなってきた。。。深いぞ。。。

— 未波あいり(tipToe.) (@airi_tiptoe) October 22, 2020

ここ何年の自分は、寝てるのか覚めてるのか分からないな、と今日は、いわゆる神推しといいますか、の鞘師里保さんのインスタライブが終わったところで思っていた。

単に自分が色んな出来事をすりおろして混ざって何もかもが分からなくなってるだけなのかも知れないだけど（それも単じゃないな）本当に3年くらいの人生には何もなかった。この私は一体、何して生きてるんだという話。

推し事しかしてない。その時はその時の精神の面を色々助けてくれてたけど、今一番大好きな推しことなおぱんまんが来年の1月末に活動終了することを発表してくれた時から、次は何をして生きるのかをかなり悩んでいます。

そこで、私は考え始めてしまった。

なおぱんまんと出逢う前の私って何をして生きてたんだろう、と。空白だったのかなってくらい思い出せてない。

なので、それを思い出すためにこのnoteを書いてみた。

そういえば、ずーちゃんいたな。ずーちゃんのおかげでなおぱんまんと出会えたんだな。

じゃ、ずーちゃんがいる前は？
アイドルネッサンス。でも言うてアイルネもそんなに歴長くはないな、半年くらい。でも、凄く好きだった。あれだけ一耳惚れさせてくれたグループがいなかったなぁ。

アイルネに出逢ったのも、ヤナミューが見たいから＠JAM行ってたからね、とフィラメントをエンリピしながら思った。ていうか、このフィラメントの歌詞も良い。何かを思い出させてくれるような。だから、今と合ってる。

「振り返れば　思ったよりも遠い昨日
　当たり前が　懐かしくなっても
　離れて知った
　寂しささえ　繋がりだって　気付いたの」
　　　　　　　　　　　　　　　ヤなことそっとミュート - フィラメント

刺さりすぎませんか？

で、そもそもなんでヤナミューに出逢ったっけ。ヤナミューに出逢ったのは日本にいた頃だったな。そうやった。

なんで私は、日本に行こうとしてたんだろう。
これが、本来私が問いかけたい言葉だ。

本当は、鞘師里保さんに会うためだった。

なのに、行けることになった時、彼女は先に卒業してしまった。そんなこと分かってながら、私は、行くことを諦めないままで続けた。それを動機に、色んな出逢いをしてた。

そして、いつからか、その出逢いこそが私を「寝かせて」くれたみたいで。
素晴らしい夢を見させてくれて、それが夢だと気付いた時、気づいてしまった今、元々辛かったお別れの予告も、更に辛く感じてしまった。

ああ、なんでわたしはこんな無駄に痛いことを考えれるんだろう。不便な頭ですわ。

そんなこと気づいてなければ、そんなことをそういう風にしなければ、なおぱんまんと過ごした時間はもっといいものになれたはずなのにな。

気付かせたくれたのはもちろん、先程の鞘師里保さんのインスタですね。
思えば、卒業したからもう5年経ったんだな。なぜ今更ていうんですが、今年の5月にインスタで電撃復活を果たして始めたインスタライブの衝撃には勝てないところはあります。あれから5ヶ月、世界も変わりつつありますが、現実味がじわじわと来てるような感覚も。

だから、鞘師のインスタライブ見て、「目覚めて」しまった。

彼女の成長してた素の姿を、見てて目覚めてしまった。外見は変わらないのに、話し方や雰囲気から色々伝わった成長の塊。しっかりしてて落ち着いている。どこかの舞台の裏話聞いてると相変わらずこけてるみたいだけど、自分もこのままじゃダメだな、と思わせてくれるような感覚が、とっても胸を締め付けられてる。現実に、生きてみたくなった。

本音を言ったらまだまだ”寝ていたい”。夢のままでいたかった。まだ、あと3ヶ月ほどもあるんだから。もう一方で、その夢を現実に連れていきたいという欲張りも、あった。

奈桜とも、同じように会える前に別れがきてしまうのかな。だけど、こんな儚い夢ばかりは、5年後にでも未来なんか見えていない。今のところ。

儚かった。

1ヶ月後の自分の未来は分からないのになぜここまで怖くなってるのだろう。もう少し”何か”が欲しかったな。やりたかったな。無力だな。

「目覚める」ことができて、喜べばいいのだろうか。喜ぶはずなのか。
本当に目覚めているのか、今までの2年間はなんだろうか、本当にただの夢なのか、寝てるのか、そんなのも、分からなくなってきた。

嗚呼。

冒頭に戻すと、tipToe.のあいりちゃんがおすすめしてくれた映画の「寝ても覚めても」を見終わった後の正直な感想は、

「自分の人生がこうなるのが怖くなって怯えてる」

まぁ、この投稿もどっちかというと映画の影響と中二病と病み具合が混ざり合った結果のようなものでしょう。深くは気にしないで欲しいところですが、意識が悪い意味で上手いこと動いてくれるんだなと思ってる。

私は、いつ「寝てる」のかいつ「覚めてる」のかも、今でも分からない。分かろうとしていないかも知れない。

ただただ空しく言葉を並べてみただけ。

「夢を見ること、それもいずれ覚めること」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　tipToe. - The Curtain Rises

ー8.5ー