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【学生取材 #2】キッチンカーSizの挑戦

こんにちは!食マネジメント学会です。

今回は、キッチンカーSizの代表である江波戸七央さんにお話をお伺いしました。

キッチンカーSizは、"Social Capital"の創出によって大学を盛り上げたいというビジョンを掲げ、「手軽に野菜がとれる」「学生の憩いの場になる」をモットーにこの春より活動を始めたキッチンカーです。

活動のきっかけ

活動のきっかけは、江波戸さんが所属するゼミで、自主的なゼミ運営が本格的に始まることだった。そのときに、学びのアウトプットの場をつくりたい、ゼミ生同士で何かを成し遂げることでゼミ生同士が仲良くなれるのではと考えたのが、キッチンカーを始める最初のきっかけであった。

キッチンカーSiz実現にむけて

食マネジメント学部の規則としてキッチンカーを出すことは難しい。そのため、個人事業主となり、活動は行われている。この活動を実現するために、色々な人にビジョンを話し具体的にすることを行ってきた。人と話し、具体的にして、また人に話してを繰り返し、「何を実現したいのか」の具体的なビジョンを考えていった。

キッチンカーSizの特徴

キッチンカーのコンセプトである"Social Capital"という言葉。この言葉には人が出会い情報が集いそして挑戦できる、そんなキッチンカーにしたいという思いがあった。学生が運営しているからこそ、「買い手」と「売り手」の距離が近く、コミュニケーションがうまれる。また、キッチンカーSizの特徴的な取り組みが「イノベーションキッチン」である。イノベーションキッチンは、学生が1日だけキッチンカーの運営に挑戦できる仕組みである。学生の挑戦を支えるとともに、多くの人にキッチンカーに関わってもらう機会を創出する。キッチンカーの運営に関わってもらうことで、団体への親近感につながり、挑戦した学生にとって特別な存在になることができる。

キッチンカーSizの挑戦

キッチンカーSizは、今後も様々なコラボや企画ができたらと考えている。例えば部活動とのコラボ。立命館はスポーツにも力をいれ、全国でも好成績を残している種目もある中、普段の学生生活でスポーツに目を向ける機会が少ない。部活動の試合などにあわせた応援キャンペーンなどで学生がスポーツに興味を持つきっかけをつくれたらと考えている。また、PWYW(Pay What You Want)にも挑戦してみたいと話した。これは、売手が商品の値段を決める方法であり、売手にも参加してもらうことで、さらに応援してもらうきっかけを創出することができるのではないかと考えている。
このように、情報や人が集まり、さらに大学が盛り上がるような仕組みを模索している。

キッチンカーSizの未来

まだ走り出したばかりのキッチンカーSizではあるが、代表の江波戸さんは4回生。後輩への引継ぎも考えていかなければならない。江波戸さんは、キッチンカーやこの組織を残したいという気持ちはあるものの、キッチンカーの運営活動を通じて、何か新しいイノベーションが生まれるような場所にしたいと話した。

伝えたいこと

4回生で就活も経験している江波戸さん。キッチンカーを運営することで、自己分析の良い機会となったという。江波戸さんは、ある先生から「異質との出会いが自己理解に大切」という言葉をもらった。実際にキッチンカーを運営し、自分とは違う様々な人と関わり経験を積んだことで、自分を見つめる機会にもなった。
今後の将来を考える上で「自分がどんな風にありたいか」という問いに直面すると思う。それを考える上で、自分の体験してきたことはとても活きてくる。そのため、様々な経験の中でいろいろな人と関わることを多くの学生にしてほしいと話した。


ということで、今回は、この春からキッチンカーでの挑戦を始めたキッチンカーSiz についてお届けしました!食べるだけではない、挑戦できる場所としてのキッチンカーの活動に今後も注目したいです。

キッチンカーSizの活動はこちらから

最後までお読みいただきありがとうございました。
次の記事もお楽しみに!



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