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6月27日 近頃、人と会う

近頃はよく笑っている。人と会ってワイワイやる、みたいなことが帰ってきたのかもしれない。

先日は、カフェ経営、お友達夫婦に突然お誘いを受けて出かけると、そこにはずいぶん懐かしい人がいた。
10年ぶりの懐かしい彼は、同じ保育園に子供を通わせていたお父さん。当時は運動会や、お月見相撲大会や、卒園式や子供同士のゴタゴタで親同士の夜中の話あいなんかもあって、結構一緒に過ごした時間はあったはずなのに、お互いに〇〇君の親という立場だったからか、何か印象が薄かった。
でも、今夜は、お互いにカフェ夫妻の友人という立場で、変な話も飛び出てくる。彼の若い頃の世界放浪の話や、どうしてこの辺に住んだのかなんてことも、それがずいぶんおもしろかった。
みんなで、どうでもいい話もたくさんしたけれど、かと思えば、それが人生の本質の話に繋がって行って、哲学的になったり。
でも真面目一辺倒じゃなくて、ずいぶん笑った。良い夜だった。

そんな風に過ごした後何日かは、まだその余韻が残っていて、エネルギー満タン。体も軽く、仕事もはかどる。るんるん。

それで、また、カフェご夫婦からのお誘い。いくに決まっている。

今回は、瞑想とか本の執筆とかをされている(こう書くと何をやっているかわからない怪しい感じ?)島田さんちに行くという。
コレがまた、私が15年くらい前に行ったヨガ教室主催の女性が島田さんのパートナー。
これを知ったのは、つい最近で、なんだかみんな繋がっちゃて、悪いことはできないぞ、、、と、思うことがよくある。

島田さんちは山深い斜面にへばりついていて、そこの風のよく通るウッドデッキに車座になり、ヤカンからお茶を汲みくみ話が弾む。
細かいことは忘れたが、コレがまた笑って笑って汗をかいた。
じゃあ、散歩にいきましょう、と、みんなで島田さんちを出て、里山の中に入って行って、畑や果樹の林、もう誰もやっていない田んぼを巡った。

しばらく行くと、島田さんが、林の中で1本の木を指して「この木は木登りの木です。登りたい方はどうぞ」といった。

木登り!!
そう私は大好きだった!!(思い起こせば、大きな石や急な土斜面を登るのも好き)
わーいわーいと喜んで幹に足をかけ、枝に手を伸ばし登る。さすが木登りの木だ。最高だ!
しかし、最後に木に登ったのは長男と一緒に私のお気に入りの木登りの木。それ以来だから、20年ぶりくらいになる。

「魂が喜ぶことをやりなさい。」
なんて聞いて、自分探しみたいなことに深く悩む。だけど、木登りや車座になって人と語らって笑うこと、
それから島田さんはギターを弾いて歌を歌ってくれたのだけど、そういうことが本当に、植物が水を吸い込むみたいに私をピンピンにさせるということが、今、わかった。

あああ。川に泳ぎに行きたくなっちゃったな。海に行こうと誘えばあの子は一緒にきてくれるかしら。

夏が始まる。命に関わる暑さ!?なんて恐ろしくてビビっていたけれど、なんだか人生と同じじゃない。
老後2000万円の貯金が必要!?って恐ろしくて震えてた。

でも、楽しく人と語らって木登りをするのは、お金と全然関係ないじゃん。と、気がついて、色々なことが、あー最高だなあ、という今日の心持ち。



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