赤裸々ストーリー〜私、何食べたらいいの?〜
37才で結婚。
早番の仕事に始発で間に合わないことがあ
退職することとします。
女性として安心し
心おだやかな生活がスタートする
そう思っていたのですが
現実はそうはいかなかったのです。
2世帯住宅が準備されていた旦那の家に入る形で
結婚生活がスタートします。
義父母との生活は
あまり抵抗がなかったのですが
始めてみると
自分の価値観とかけ離れていることも多く
私の得意分野であった(笑)自分不在の結婚生活になっていました。
その方が波風立たず
おだやかに過ごせると
思い込んでいたのです。
それでも、
孫の顔を見たいと素直に口に出す義父母に
不妊治療に通って欲しいとお金を渡された時は
正直開いた口がふさがらなかったです。
でも、
ここでも自分不在でお金を受け取ってしまうのです。
本当に重症…とほほ
一時が万事、この有様でしたから
自分ごとで物事を決めず
結果はいつも人のせい。
そんな自分不在の日常生活を過ごしているうちに
自分の中に
どんどん得体の知れない『怒り』の感情が
溜まっていったのでした。
不妊の時期を乗り越え、40 歳で出産。
この精神状態で良くやってきてくれました、赤ちゃん。
可愛さを感じたのはほんのはじめのうちで
高齢出産の直後に手術を受けたことも重なり
体力がなかなか回復せず
こんなに産後って辛いのか…
そんな思いばかり。
そんな中での母乳育児。
母乳がめちゃくちゃ詰まりやすく、
1週間に一度、
助産師さんマッサージを受けていました。
助産師さんからは
母乳詰まりの時の食事を振り返り、
肉、和洋菓子全般、揚げ物を除去する
食生活を送るようにアドバイスされました。
胸の痛みから解放されたいい一心で、除去食スタート。
肉魚卵を毎日頂き、
ジャンクフードも普通に日常にあった食生活からの除去食。
ですが、
ただ除去するだけではお腹や心が満たされず、
ふらふらとデパ地下に行っては
一口なら…とお菓子を試食をして
それでも詰まる、を繰り返していました。
こんなにもすぐに影響が出るなんて…
身体は食事でできていることを実感するのでした。
子どもが6ヶ月を過ぎるようになると
おっぱいの詰まりが1ヶ月に一度のペースに改善され
少し気持ちにゆとりが出るようになりました。
そうして、「普通の大人と話したい!」
そう思うようになりました。
食生活は、相変わらず除去食中心。
食べた時はお腹が満たされるのですが、
なんかが物足りない…
そんな感じが解決されず
たまに
お肉やお菓子をドキドキしながら食べておりました。
そうするとやっぱり、たまに詰まっておりました(汗)。
子供が 1 歳を過ぎた頃、
近くの公園で外遊び親子サークルが活動していることを知り
入会しました。
自然派で
食事や日常を手作りで大切に過ごしている
素敵な母たちと出会い、
小さい子どもがいても
なぜかキラキラ輝いている姿に
影響をされます。
屋外での活動を通じて、
身体に良い食事について考えさせられることも多く、
添加物や環境汚染などへ意識が向いていきました。
子どもがいても
こんなに生き生きと
自分のやりたいことを
笑顔でやっているお母さんたちが
とても眩しかった。
私も何かやってみようかな?
そう思い、
ただの除去食では心身が満たされないことを
授乳期に実感していた私は
興味があった食養料理を学び始めることになります。
その先に待っていたのは…
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