「イギリス英語好き」が見つけたイギリス人っぽく話す5つのコツ
こんにちは。
突然ですが、私はイギリス英語の発音が好きです。
アメリカっぽい滑らかな英語もきれいだけど、イギリスっぽいリズミカルでどこか上品な英語が話せたらかっこいいな~と憧れています。
学校で習う発音はアメリカ英語が基本ですが、私のように「イギリス英語かっこいい!」と憧れている方や、イギリス英語がなんとなく聞き取りにくいな…という方はぜひ読み進めてみてください!
はじめに
そもそも「イギリス英語」と一口にまとめられないくらい、イギリスの中では様々なアクセントで英語が話されています。
この記事は専門的な分析による内容ではなく、あくまでも私個人がBBC(イギリスの公共放送局)ニュースやイギリスの映画・ドラマを見てきた経験から「こういう傾向がありそうだぞ」と感じた内容をまとめています。
ここでは、上記で話されていた英語を便宜上「イギリス英語」としてご紹介していきます。(主にイングランド北部と南部の特徴のようです。)
①”t”の発音が強い、またはなくなる(!)
まず一番有名と言っても過言ではない特徴が「”t”の発音が強い」ですよね。
これはご存じの方も多いのではないでしょうか?
極端ですが、アメリカ英語と比べるとこんな聞こえ方の違いがあります。
こんなふうに「ツ」に近いくらい強烈に"t"を発音するとクラシカルで上品な感じが出るんじゃないかと思います(笑)
一方で、ものすごくカジュアルな話し方になると逆に”t”の発音が消えます!
「え!?ウォッア!?wwwまじで!?www」と思われるかもしれませんが、これは「グロッタルストップ」と言ってよく起こる音声変化のひとつなのです。
ほかにも
certain→サッンー
couldn't→クッンー
などよく出てきますので、もしイギリス英語が聞きにくい方は意識されてみると良いかもしれません!(アメリカ英語でもよく出てきます)
②”p”の発音が強い
イギリス英語はよく"posh"(上流階級の、上品な、とかいう意味)と言われます。
たぶん何の関連性もないと思うのですが、”p”がつく言葉を"posh!!!"って感じで、ポンッ!みたいなイメージで発音するとめちゃくちゃイギリス英語っぽくなります。
具体的には、"p"の音と一緒に息をたくさん吐きだします。
(また極端なカタカナ…)
③語尾の”r”は読まない
これもできるとかなりイギリス英語っぽいです。
どうしてもカタカナだけでは表しきれないのですが、イギリスでカーはカーなのです。本当に”r”の音がない。(ただし、すぐ後に母音がある場合は”r”の音が復活します。)
ほかにも、厳密には語尾ではないですが以下のような場合もものすごく”r”が弱くなります。
here→ヘー
more→モー
それぞれ学校ではヒアー、モアーと習いましたが、イギリス英語では全然違って発音されています。
へーとかモーとか、めっちゃ可愛い!
④「オ」はものすごく「オ」の顔で言う
アメリカ英語では綴りは"o"なのに読み方が「ア」なことが多いと思います。(さっきのpossibleしかり)
イギリス英語ではそのまま「オ」と読みます。
それも日本語の中途半端な「オ」では許されない!もっと口をすぼめて!鼻の下を伸ばして!(笑)
映画などを見ていると、ほんとにものすごく「オ」の顔をしていらっしゃいますので興味のある方はぜひ見てみてください。
個人的にはエマ・ワトソンさんの「オ」がすごい「オ」でおススメです。
⑤「ア」は「オ」と「ア」の間
”can”の発音がアメリカとイギリスで異なるというのはかなり有名だとおもいます。そう、ご存じの通りイギリスでは「カン」と発音されます。
これをもっとイギリスっぽくするには、ただの「カ」の音ではなく
「コ」という時のやや縦長の形と「カ」という時の大きな口を合わせて、大きな縦長の口を作るとうまくいくと思います!
わたしは耳鼻咽喉科で舌の上にスティックを乗せられて「あー」って言ってるときみたいな感じをイメージしてます。
終わりに
全部使えば、きっとイギリス人っぽく話せるはず!
ぜひ試してみてください。
ほかにももっとイギリス英語の特徴を見つけたらシェアしていきたいと思います。個人的に、オーストラリア英語やインド英語などにもすごく興味があるので、引き続き勉強していきます!
<参考>
過去に書いた外国語習得の科学的メソッドについてです。
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