上海で漢詩を書きたい
m50という上海のギャラリーが集まるエリアに行ってみた。
奥まった場所で見つけた珈琲屋の看板。
並んだ4つの漢字は、読みが同じで端から第一声、二声、三声、四声とトーンが違うものが並んでいる。
屋 wu1
无 wu2
吾 wu3
物 wu4
4つ並ぶと、自分のもの(吾物)が無い(无)家(屋)という意味になる。
これは美しい。
中国語にしかできない構成で、言語の奥深さをダイレクトに感じられる。
そこで、同じ音で四声(トーン)の違う字を組み合わせて同じように詩が作れないか?ということを考えている。
漢詩と呼べるジャンルのものでは無い気もするが、私が中国語を好きになった理由がそこに詰まっている。
だから書くしかない。