動画を作る会社を立てたヤツのこれまでと、これから。

株式会社DoFullの代表をやっています、河辺昇輝（しょーき）と申します。

突然ですが、もしあなたが会社の中で、ある程度の満足感を得ながら仕事をしていて、でも一方でずっとやりたいな、と思っていることがあったとしたら、どんな選択をしますか？

A.そのまま、いまの会社に留まる。
B.副業などで両立してみる。
C.自分でやってみるために会社を辞める。

後半の文中で、僕が取った行動と、それを選択してよかったのか？悪かったのか？を書いていこうと思います。

そして、このnoteを通して、改めて「河辺昇輝」という人間と、「DoFull」について知ってもらえたらなと思い、幼少期の頃から、葛藤や迷いを通して、ようやく会社設立というスタートラインに立ったことを書けたらと思っています。

１、僕の過去（幼少期〜高校生バンドマン人生）

僕は広島県福山市沼隈町という、コンビニまで車で10分かかるほど田舎で育ちました。
お世辞にも栄えているとは言えない街並みで、周りは山、田んぼに囲まれ、辺り一面、緑でした。
幼かった僕は、そこでなんとなく過ごし、中学校、高校と適当に勉強したり、部活動をして生活していました。

高校の時、音楽の面白さに惹かれ、ギターをはじめました。
最初の動機は「モテたいから」です。
その時に、なんとなく「将来バンドマンになりたい」と思っていましたが、同時に、専門学校などに入って将来的に音楽をやっていく未来を想像してみた時に、豊かで幸せになっている姿を想像できませんでした。
「音楽で食べていく」というのが、この世界ではとても成功できる確率の低いもののと思ってしまいました。
それから、高校三年生の夏まで一切勉強をしていなかったのですが、
当時一緒にバンドを組んでいた仲間が広大附属高校で、みんな当たり前に勉強するような子だったこともあり、一緒に勉強してみることにしました。
そこで、「なんとなく経営が面白そう」と思い、ばあちゃんも住んでいた福岡の学校を探して受験し、最終的に福岡大学の経営学部に入学することになりました。

２、大学時代の葛藤

大学時代、最初はよかったのですが、
大学2年生ごろから、本当に毎日悩みまくっていました。
当時、60名ほどが在籍する音楽部の部長をやっていたのですが、
まったく部員をまとめることができず、毎日不安定な状況でした。
それまで音楽しかしておらず、たいして物事を考えたことがなかったので、「人をまとめる」「プロジェクトを進行する」など、一連の社会的活動が1ミリもうまく出来なかったのです。そんな奴でも、いまは生活できてます。笑
ただ、この時は人生で一番、キツかったことを覚えています。

いまとなっては、「誰かに相談する」であったり、「悩まずに改善のアクションをする」ことができ、確実に楽しく役目をまっとうできると思うのですが、当時の僕はそんなことを考えることができず、ただ悩んでいました。

これほど孤独感を抱えながら、問題解決できない日々が続いたのは、この時期以外ありません。

３、会社員時代の葛藤

社会人となってから、最初の1年目は楽しく仕事をしていたのですが、
2年目から担当する案件が増え、業務時間も伸び、上手く結果が出ないことも続き、またキツイ時期になりました。（ただ、この時は相談できる優しい先輩や同期もいたので、大学の時ほど孤独ではありませんでしたが）

いまとなってはいい思い出ですが、当時のマネージャーに死ぬほど怒られる日々もありました。
僕が細かい数字をみるのが苦手だったり、お客さんの意図を汲み取るのが難しかったりして、その期間が続いていたので、呆れられていたと思います。

そんな出来ない状態から、なんとか打破しようと、死ぬほど働きまくりました。毎日夜中2時くらいまで働いていた時もあったので、今考えると、だいぶ狂っています。笑
その甲斐あってか、3年目からはかなり自由にいろいろやらせていただき、
仕事もようやく慣れてきて、局内MVPを取れたりと、少しずつ順調になっていきました。

この頃は、やっと会社や仕事がコンフォートゾーンに入ったなと感じていた頃で、大きなストレスなく働けていました。

そこで、冒頭にお聞きした質問に戻ります。

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突然ですが、もしあなたが会社の中で、ある程度の満足感を得ながら仕事をしていて、でも一方でずっとやりたいな、と思っていることがあったとしたら、どんな選択をしますか？

A.そのまま、いまの会社に留まる。
B.副業などで両立してみる。
C.自分でやってみるために会社を辞める。
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僕はCを選択しました。
正直、かなり無謀であったと思います。
でも「会社を作りたい」という気持ちが優ってしまった。
スキルなし、カネなし、人脈なしの状態で、会社を去る判断をしました。

いま、新卒で入った会社をやめてちょうど1年がすぎた頃ですが、
今のところ、この決断でよかった。
と思っています。
まだ将来が分からないのでなんとも言えないですが、
精神的な面や収入面でも、今の方が良いです。

ただ、だからと言ってみんなCを選択して、良い結果になるとは思っていないし、むしろ、人によっては危険だとも思っています。
かなり強い意志と、実行力がないと、簡単に潰れてしまうと思います。
フリーランスはサボろうと思えばいつでもサボれるし、誰も見ていません。机の上にはスマホ、リビングにはTVやゲームなど、誘惑してくるものは無限にあります。

やるかやらないかだけではあるのですが、「やり続ける」ということが、非常に難しいです。（人間は、仕組みを作らないとすぐにサボります）

ただ、もし、「継続すること」と「悪い課題に対して改善アクションができること」が備わっている人であれば、どこかで幸せレベルが現状を上回ります。そもそも好きなことをし続けているのに、だんだんと結果が出てくるのが楽しくないわけがありません。
幸せレベルが現状を超えるのが、半年か、3年かかるかは、人それぞれだと思いますが。

４、フリーランスから会社設立まで

フリーランスになってからは、おかげさまでかなり面白く、日々、目指したい世界に近づいている感覚があります。まだまだやってみたいことの1000分の1もできていない状況ですが、1歩ずつ積み上がっている感覚はあります。

今までの経験から言って、「思ったことと違う方向に進んでいる」ことは一度もないので、おそらく着実に積み上がっているとは思います。笑

５、DoFullのビジョン

最後にDoFullとは一体なんなのか？と、目指すビジョンを書きます。

超簡単にまとめてしまうと「動画」で「震える」体験をつくる会社です。なので、DoFull（ドーフル）です。
僕はこれまで「事業をしたい」という思いと、先ほど高校生時代にバンドをしていたということを書きましたが、「音楽や動画などの、クリエイティブで心震わすものへの異常な愛」がずっとありました。

実は、最初は音楽に関連した事業を作ろうと思っていたのです。
ただこれがなかなか難しい。そんなにうまく案件を探したり獲得するのが難しい領域です。

「音楽系YouTuberとして素人から有名になって、その事例を広めていく！」
と鼻息荒く走り続けたこともありました。ただ、これも難しかった。
そして、そのYouTube活動のために培った動画制作スキルで、動画領域に足を踏み入れます。
毎日YouTubeに上がっているチュートリアル動画を突破したり、制作された事例を見るうちに「これはかっこいい！」「僕でもできるかも」と思い、
独学で動画編集フリーランスになることにしました。
そうこうしている間に、徐々に案件数が伸び、これからさらに収益拡大して伸ばしていけるだろうと考えて、フリーランスとなったあと約10ヶ月後の2021年2月に、株式会社DoFullを作りました。

僕たちは、人々の人生を変えてしまうほどの感動を生み出す動画を作れる会社を目指しています。
最終的に、動画だけではなく、様々な創作物を通して人々の人生に影響を与えられる会社になれればと思っています。感動クリエイティブに特化した会社にする予定です。

それと同時に、クリエイティブを作り出す創作者がもっと自由に素晴らしい作品を世の中にアウトプットできる世界を作っていきたいと思います。もう少し具体的にいうと、
「クリエイターが稼げる世界」です。
こちらは、まだまだ実験前です。でもいづれやりたい。僕らは多くのクリエイターから感動をいただいて生活しているのです。彼らが安心して生活できる場所を、民間の僕たちから作っていきたい。

もし、何かしらの興味を持っていただいた方は、ぜひ一度お話してみましょう！！
まだまだ試行錯誤中ではあるのですが、いろんな方と将来の動画や音楽などのクリエイティブ領域の未来を語れたら、これほど嬉しいことはありません。

６、終わりに

これまであまり話していなかった僕の過去や葛藤の部分を含めて、今回はnoteにしてみました。

僕という人間と、DoFullの事業内容が伝われば100点なのですが、うまく伝わりましたでしょうか。
僕たちは、現在進行系でいろんなことを実験中です。今よりも面白く、創作物に溢れる世の中を作るため、口は閉じて、行動して、結果を示していこうと思います。

これからもDoFullをよろしくお願いします。

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株式会社DoFull
代表取締役社長兼CEO 河辺昇輝

会社HP：https://www.dofull.jp
Mail：info@dofull.jp
Twitter(しょーき)：https://twitter.com/kawabeshoki
Instagram(しょーき)：https://www.instagram.com/shokikawabe/