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【暴露】広告営業マンから動画編集者になって3ヶ月で月60万達成した7つのワケ

みなさん初めまして、元デジタル広告営業マンの動画クリエイター、しょーきです。
おそらく、これを読んでいる方は現役の動画編集者か、これからなろうとしている方で、「どうやって生計を立てていこう?」と悩まれているのではないでしょうか。

みなさんに衝撃の事実をお伝えしますが、
動画編集業界は案件で溢れかえっており、非常にチャンスです。

そして、月100万以上をしっかり稼いでいる編集者の方もゴロゴロいます。
ただ、「案件(顧客)」と「動画編集者」を繋ぐ橋渡し的なものがほぼ存在していないのも事実だと思います。案件がある人とない人が2極化しているのではないでしょうか。
本日は、僕が営業マンから全くの未経験の動画編集者に転身して、3ヶ月で月60万まで受注できるようになった7つのワケを書いていきます。
※あくまで僕がリアルにやってきて、これが要因だろうな。という事実を書いていますのであしからず。

それでは早速いってみましょう。
動画編集者の方々が活躍するヒントになれば幸いです。

1、毎日After Effectsのチュートリアルを突破し、SNSに投稿する

Youtubeを毎日視聴して、チュートリアルを突破し続けていました。
そして、絶対に継続させるために毎日Instagramに「#今日のアフターエフェクト」というタグ付をして投稿していました。
強制的に継続させる仕組みを作ることは、初期段階で非常に有効です。

こちらに、おすすめYoutuberを列挙します。ご参考ください。

■超おすすめAfter Effects チュートリアル投稿のYoutuber

・ダストマンさん
https://www.youtube.com/channel/UCDwwZiOLmFWV_YmOgAks5Ug
-僕が全く編集スキルがない頃にとてつもなく参考にしていた方です。
1時間くらいの超ボリューミーなチュートリアルなのですが、みながらやれば初心者でも7割〜8割のチュートリアルは突破できると思います。

・カズノコさん
https://www.youtube.com/channel/UC9h7pRTzhl62qEQfAY98efA
-シェイプアニメーションや簡単テキストアニメーションなど、SNS広告動画案件でもすぐに使えるチュートリアルを10〜30分程度の動画で上げてくれています。汎用性が高く、今でもよく見ます。

・mooographさん
https://www.youtube.com/channel/UCcvUhVMjwzYxX5dSLHAWv6g
-カズノコさんと系統は同じようなものが多いですが、女性が喜ぶ可愛い系の色遣いやアニメーションを紹介してくれるので、コスメ系SNS動画の案件などでもスキル流用が可能です。

・TORAERA DOUGAさん
https://www.youtube.com/user/toraera
-動画数が半端なく多いです。細かなスキルを学ぶために、Youtubeを検索すると大体引っかかります。スキル習得のための本も出版しており、こちら少々誤植が多いが内容はおすすめ(https://amzn.to/3kvRt62)

・Action Planetあくしょんプラネットさん
https://www.youtube.com/channel/UCSmgxWssl8L45O6JCYb5NQA
-TORAERAさん同様、動画数が圧倒的に多く、かゆいところに手が届く系のチュートリアルがたくさん。アフターエフェクツの超基本的な操作を紹介してくれる動画もあり、AEを始めた初日からおすすめできます。

他にもたくさん素敵なYoutuberはいますが、上に挙げた方々は僕がチュートリアル突破を実際にやってきた方々です。数百本以上の動画があるので、おそらくネタに困ることはないでしょう。笑

Premiere Proも使えるようになったほうがいいかと思いますが、
いわゆる動画編集スキルのカットやテキスト挿入、音入れなどは、瞬殺でゲットできるかと思います。
どちらかというとAfter Effectsの方ができることの幅が広く高難度なアニメーションを多く含んでいますので、毎日やるべきはこちらかと思います。
Premiere Proのみをスキル取得として講座販売しているところもありますが、正直、、、これより先は言いません。

2、即レス・即対応の徹底で継続案件をゲットする

はい。2番目にしてすでに動画編集に関してではないところです。笑
でも、あえてこの順番にしました。
なぜならまだ実績が上がっていない動画編集フリーランスは、こういった動画編集スキル以外のところを蔑ろにしてしまっているのでは?と思ったからです。
ここは、私の前職での経験がかなり活きているところだと思うのですが、
クライアントからの連絡は基本30分以内に全て返すように意識していました。
また、ミス関連などに関してはもっと早く、5分以内に返せるように意識しています。
社会人経験が長い方や、営業をされている方は超当たり前のことだと思うのですが、フリーランスの方ではできていない方も多いと思います。
通常、価値になりにくいスキルやマインドでも、フィールドが変われば価値になります。

3、広告代理店との強力な繋がりを作る

正直、獲得した案件の半分以上は、1社の広告代理店経由の案件です。フリーランスの方は実績は少ないし、会社ではないので営業しても獲得できなかったり、足元をみられて低単価で制作を迫られたりします。
それを回避するために、営業力のある広告代理店と組むのです。
そうすると、動画制作者は制作スキルの向上に集中することができ、案件の相談がきたときだけ提案を作り込むことができます。

「そんなコネクションないよ。」という声が聞こえてきそうですね。
確かに全く人脈がない状態であれば、コネクションを作るのは難しいかもしれません。そこで、次に紹介する無料受注で信頼を得る方法で、強力なコネクションを作っていきましょう。

4、無料受注で信頼を得る

僕は絶対にやったほうがいいと思っています。
なぜなら僕が動画制作を発注したい立場だとすると、何も実績がないやつに何万円もする動画を発注するのはリスクが高すぎると思ってしまうからです。
どんな動画が仕上がるのか?レスの速さなどビジネスの基礎スキルはどうか?飛ばれないか?やりやすいか?
全てが不安で、不明です。

なので、僕は開業当初は無料でいくつか動画を作り、「信用できる人間」を徹底的にアピールしました。※ここは1ミリも妥協してはなりません。クライアントからちょっとでも小言を言われたらアウトです。

ただし注意もあります。
無料で作るクライアントを見極めましょう。
具体的には、下記に注目するといいかと思います。

■こういう会社の動画を、無料で作ってギブしよう
①継続的に案件がありそうか(広告代理店、Youtuberなど)
②すでに制作案件をやっているか(需要があるかどうか)
③1本あたりが高単価でも発注してくれそうか(最初の営業時に、後々のことも握りにいきましょう)
④実績公開がOKか(他企業への営業時に使います)

ただのギバーになってしまうと、自転車操業で後々辛い思いをします。
フリーランスとしてやっていく場合、ある程度シビアにお客様(パートナー)を選定しながらギブしていく必要があります。

具体的なスケジュールはこれくらいで想定しておきましょう。
1〜2ヶ月目:無料制作で実績をつける(最低10本ほど、幅広く)
3ヶ月目:制作した企業に営業して継続発注いただく
4ヶ月目:1〜2ヶ月目でたまった制作実績を元にポートフォリオとして他企業にも営業
5ヶ月目:この辺りまでくれば、継続発注案件が増えてきて営業しなくても獲得できる

5、時代に波乗り。でもいつかはブームが去ることを忘れてはならない。

1〜4を実践すると、動画制作者としてある程度のスキルと、営業マンとしてもスキルもついてくるかと思います。
そして、現状動画制作市場は5Gの普及やYoutubeやTikTokなどの動画メディアの成長もあり、成長産業のため、よっぽどでない限りしっかりやっていると収入は右肩上がりになるでしょう。
ただ、意識しておかないとならないのは、このブームはいつまでも続かないということです。
また、リチカさんやビデオブレインさんのように、AIで自動生成される動画広告が成長してくると、高単価で人の手がかかる僕たちのような動画編集者は淘汰されてしまいます。おそらくここ数年の間で変わってしまうと思います。

■知っておいた方がいいこれからくるAI動画生成サービス
・リチカ
https://richka.co/

・ビデオブレイン
https://video-b.com/

最近、結構予算を使ってCMを売ったりしているので、僕は間違いなく普及が進むと考えています。

そのため、動画制作者は掛け合わせで様々なスキルを学んでおいた方が良いと思います。
具体的に、良いなと思っている掛け合わせは下記です。

■動画編集者の戦国時代に生き残る!クリエイターにおすすめの掛け合わせスキル
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○営業×動画エディター
お客さんと対峙して営業もできる動画エディター
○営業×動画ディレクター
動画制作者を束ねて大量の案件のディレクションと営業もできる動画ディレクター
○マーケティング×動画エディター
マーケティング視点を取り入れてお客様の広告効果改善を提案できる動画エディター
○動画ディレクター×プランナー
大量の動画系フリーランスとコネクションがあり、奇抜なコンテンツを作れるディレクター
※あくまで一例
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何やら難しい言葉を並べてすみません。
要するに、「動画編集以外の所でスキルを獲得しよう」ということです。
そして、その領域は広告やマーケティングに関わるところがいいです。
だって、世の中商品を売りたい会社ばかりですよね。
実際広告費はここ数十年、巨大な市場を保ったまま右肩上がりです。
この市場の中に、皆さんの動画制作スキルを突っ込ませるのです。

例えばですが、商品を売り込むメーカーなどは、年度ごとに「広告宣伝費」を予算として組み込んでいます。100万円あったとして、企業のマーケティング担当者が「どこに割り振ろうかなぁ」と考えるのです。
いきなり「動画を作りませんか?」という提案ではなく、「御社の〇〇という商品を売り出しましょう!方法はどうしましょうか。最近だと動画がいいですよ。なぜなら…」このようなイメージです。あくまで、お客様のニーズから入って動画を提案します。
深くなってしまうので、具体的な提案イメージは、また別の機会にしますね。もし興味があればコメントでも残してください。

「そんなにたくさんのことを一気に覚えられるわけないじゃないか!」
と言われてしまいそうですね。でも、ここでも衝撃の事実をお伝えしますが、僕が先ほどお伝えした、After effectsのチュートリアル突破や、この後紹介する動画編集者コミュニティでの情報取得を継続すれば、動画編集スキルは1〜2ヶ月ほどで大抵Getできます。
なんなら、僕の動画コミュニティのみんなは、入ってから1週間後には僕が共有している編集スキルを取得して、実際の案件制作が可能になっているくらいです。
早めに動画編集スキルはつけてしまって、奥が深い広告やマーケティング、営業などのビジネススキル取得をしていきましょう。

「営業って難しそうだな…」

と思われた方、実際、変な商品を売り込むわけではありません。
自分が愛する自分の作品(動画)をお客さんのニーズに会う形で「どうですか?」と提案してみる。
少しやり方を学べば、大抵話せるようになりますよ。営業管理のためのスプレッドシート 作成や、納得感のある提案書の作り方も、もし需要があればnote書きます。

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僕は、いくらAIが効率的に動画を作れたとしても、動画自体が変動要素がおおく、音関係、各シーンの構成、アニメーション、タレント有無、ナレーションなど挙げるとキリがないものだと思っています。
そのため、動画の企画ができるプランナーだったり、現状増え続けている動画制作者を束ねる動画ディレクターは、時代の波のなかで自動生成の動画とは違った位置づけで価値を提供できるのではないかと考えています。


6、動画編集者のコミュニティに入って学びながら案件を獲得する

フリーランスは、自分から良質な情報にちゃんとアクセスしないと、
知らない間に時代遅れニンゲンになってしまいます。
ただ、ある程度知識を持っている動画編集者と繋がれるコミュニティは、今たくさんあります。
僕も入っていて、おすすめのコミュニティは下記です。

■映像系
Transe salon
https://one-choise.com/community
月額1,000円

シネマティック Vlog系を日本に普及したと言っても過言ではない大川優介さんのコミュニティ。
撮影・編集スキル系であればTranse Media、起業×動画など、ビジネスにも興味ある方は毎日投稿される大川さんの投稿が有益。

■アニメーション系
ECHO
https://echo.fanbox.cc/
月額2,000円

Youtubeもやっているサンゼさんが立ち上げているコミュニティ。160名ほどが参加しており、After Effects,Elements 3D,など、がっつりアニメーション制作ができる方がたくさん。仕事の撮り方や、実際現場ではどんな案件があるのか?など、映像業界に長くいなければ分からないナマ情報にアクセスできるのでおすすめ。

他にもたくさんあるかとは思いますが、
僕はこのお二人を抑えておけばまず間違いないのではないかなと思います。(コスト的にも)

■コミュニティとの関わりは、積極的に!

よく、オンラインサロンに入ったまま放置する人がいますが、
確実にダメです。お金の無駄です。
人間はインプットとアウトプットの量を3:7くらいにするといい、と言われています。インプットしているだけでは全く成長しません。わかった気になっているだけです。
僕が上げたところ以外でも大抵のコミュニティは、雑談窓や自分の作品を共有できる場所が用意されていると思うので、そこでアウトプットしてフィードバックしてもらいましょう。新たな気づきがあるはずです。


7、とにかく、考えながら続けていた

最後の最後で精神論っぽくなってしまって恐縮なのですが、、、
結局、なんどもなんども試行錯誤して、やり続けていたから結果がついてきたと思います。
「どうやったら案件が取れるんだろう」
「なぜ今回の商談はうまくいかなかったのかな」
「次はこうしてみよう」
そうやって日々考えながら、続ける。
それが一番遠いようで近い、唯一の道なのではないかと思います。

僕が今日ご紹介した内容は、フリーランスとして生計をたてられるようになるための、ほんの一部の情報です。
動画編集者が100人いれば、100通りの案件があるし、やり方があると思います。
ちなみに少し話が脱線しますが、僕はお金稼ぎに興味があるわけでは断じてないです。お金を稼いだ先に、様々なことに挑戦できるコトに興味があります。実際、いままで稼いだお金を機材購入やスキル取得、新規事業投資に使うコトで見えてきたモノは計り知れないのを実感しています。お金を集めてくる能力がなければ、残念ですがいろんなことに挑戦するのは難しいです。生理的欲求をみたすために行動するので、自己実現や社会貢献といった高次の欲求へいけるはずがありません。

みなさまにはぜひ、ここで得た情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりにうまく活用して、自分なりのやり方を確立していってください。
僕としては、この日本に、世界にもっともっと自由にクリエイターが自己表現できて、面白いものを発表し続ける世の中になればいいなと、切に願っております。

この長すぎる文章を最後まで読んで下さったみなさま、本当にありがとうございます。
一緒にお仕事させていただく機会がありましたら、世の中をアっと言わせる面白いことをやってみましょう。

それでは、また会う日まで。

しょーき

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③金額
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④参加方法
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執筆者紹介:しょーき/河辺昇輝
学生時代に学生3人と起業し、訪日外国人向けのフリーペーパー作成事業を立ち上げ。
新卒でサイバーエージェントに入社し、3年間デジタル広告営業マンとして勤務。
その後単身フィリピンに渡り2ヶ月間英語学習。
現在は動画編集フリーランスとして、1年以内に法人化を目指して、動画編集事業や動画編集者コミュニティ運営など活動中。

■Twitter:https://twitter.com/kawabeshoki
■Instagram:https://www.instagram.com/shokikawabe
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