新しいアトリエの候補先を探しています
私にとってアトリエは至る所にあります。借りている建物あたりや気持ち良い川辺のそば、行く先々の人の家の中など、行き着くところで作って(縫って)います。
清々しさや気持ちよさと縫うことが接続しているので、物理的な区切りによってアトリエが成立するというよりも、精神的に噴出してくるものです。噴出しない時には消えたりします。
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こちらの投稿を書いている23年11月には物理的に安定感のある、借りているアトリエに滞在していました。こちら場所は賃料を払っています。
滞在中、パートナーさんとやりとりしているうちに、このアトリエには「冬季に滞在し、別の時期は別の地域に滞在するのもありでは?」という話になりました。
じゃあ、春、夏、秋の時期は、別の方々に使ってもらうのもいいねという話をして、そのことについて大家さんに相談してみようと思い、大家さんにご連絡しました。
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後日大家さんがやってきました。とても優しい大家さんです。お茶を飲みながら、お話しているうちに、有難いことに別の選択肢が生まれました。
私たちは創作のための荷物を置いておく場所が必要で、場所を借りることは継続し、月々のお金は払い続けるという前提に立っていたのですが、大家さんの方から「冬季は使う分だけこれまでの賃料で借りてもらって、春から秋にかけては、希望する時に希望する分だけ泊まる形でもいいですよ」と提案して頂きました。
私は、物理的な場を占有せず他の人に開いていきたいという気持ちが大きい一方で、物を置き続けている必要があるという状況で、どうしたものかと思っていたのですが、大家さんの提案でその逡巡がブワッと解けて、精神の軽やかさがますます増した心地になっています。
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貸している場の賃料をいかに多く回収するかという経済原理に囚われていない大家さんがいるということが、何とも頼もしいです。
この建物の貸し借りの話は焦ってすぐには決めず、自然と次に移る心境になった時にもう一度大家さんに方針を共有する予定です。
ただ大まかな方針は決まっていて、作ることを理解してくれる良き方々に出会うことができ、ピンと来る場所と出会った際に、アトリエ(賃料あり)を構えたいと思っています。
別荘や建物や部屋を持て余しているけれど活用できていない方やこの地域に来てほしい!というお誘いを下さる方々、私たちは作る場所を求めていますので、お声がけしてくださると嬉しいです。
希望としては、自然豊かでありながら、そこそこに都市にも出やすい所がいいな。
ちなみに3年〜5年のスパンで海外のアトリエも誕生するように動いてみようと思っています。
では!
頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!