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【2020年振り返り】 ベース作りの2020年、メロディ作りの2021年

2020年の私的な振り返りの文章です!

自分自身の中でここ10年くらいの霧が晴れつつあり、少しずつ流れが生じてきています。楽しさの感覚で物事が動くことが増えてきています。それが起こってきた2020年、および21年への抱負を書こうと思います。

徹底的に休んだ

ほんとーに、長らく休みました。本当に何もせず、呼吸をしているだけ、という時間を過ごしたり、山をただ歩いたり、虫の音を聞いて夜を過ごしたり、「やすむ」ということをこれほど意識的にした年はありません。

もともとから心身を悩ませてきた精神的な不調から回復しました。これからも様々な悩みや葛藤があると思いますが、鬱がどうしようもなく仕事を辞めざるを得なくなった3年前と比べると雲泥の差です。

もう生きてるだけで有難い...身体が死の淵に向かう感覚すらもあったので、ほんと、かろうじて生き残っているなぁと感じている今日この頃です。

疲弊を起こす考えと活動の仕方からの脱却

違う角度から見ると、今年試していたことは「疲弊を起こす自分自身の癖の手放し」でした。

5月にはこのような文章を残していました。そこで着目していたのは「忙しさ」です。「心を亡くす」と書いて「忙しい」。心を無くしてしまうという自分自身のあり方を転換しようという兆しを感じています。

時間環境問題へのアプローチの一つとして行ったことが、カレンダーに予定を入れすぎないことです。

以前は「予定が入っていない=充実していない」という思い込みがありましたが、「予定が入っていない=可能性に開かれている」という視座の転換が起こりました。

代わりに大事にし始めたのが、「その時 着想したことを大事にすること」です。

具体的には、詩作を半年間やっています。今現在はスローペースでのアップになりましたが、一時期は毎日詩作をするルーティンを作っていました。

詩作をする時、大事にしていたのが自然を感じることでした。詩作するのを名目に、山や川、湖など、沢山の場所に行きました。

私の場合、予定を詰め込みすぎると、カレンダーに遊び(余白)が無くなります。そうなると精神的余裕も無くなることが多いです。そうした時、詩も出づらくなります。もしくは、詩が生じていても気付けなかったり、気付いても「忙しいから後で」という声が繰り返されます。忙しさ中毒とは怖いものですね...。

詩作を通じて、生きている実感がより湧いてくるようになりました。詩に生かしてもらったこの命、楽しみます✨

また、時間についての哲学も継続しました。

時間についての考えを深めるにあたり、時間を哲学するプログラムを作りました。それが Time Travel です。

哲学研究者の山野弘樹さん、哲学のドローイングをしてくれたニクソンさんのお2人の力、さらには Time Travel に参加してくれた参加者の方々には特に感謝しています。自分の社会的な貢献の仕方を実感する良い機会になりました✨

プログラムを見守る中で、自分なりの時間の定義も見えてきた気がします。『モモ』を著したミヒャエル・エンデの「時間は命である」という言葉から思索を深め始め、このように考えるようになりました。

時間とは、さまざまな有機物も無機物が生まれてから死んでいく流れの中で同期したり、非同期したりする現象。

さまざまなもの、人、コトが生まれ、死んでいく。その一つ一つを楽しんでいこうと思います。

そのような「生き死に」の流れを体感するようになり、全てのものが移り変わる有様を前年に増して感じるようになってきました。それを言い表す言葉として「うつろい」という言葉を使い始めました。

トランジションという言葉からうつろいという言葉へ。自然との関わりという意味合いを含み込んだ言葉を使うようになり、より自然体に振る舞うことが増えていっていると思います。

このように、自分自身が治癒してきて、次第に、身の周りの方々にも健やかに貢献できているという感覚が増してきました。

それで行い始めたのが、月待講です。

自分自身がとっても悩み・葛藤してきたのですが、その背景があるからこそできることがあるだろうと思い、悩み・葛藤を分かち合うことができる場を作ることにしました。もちろん調子が良い時に参加してもらっても大丈夫な場です。一方で、調子が悪い時に参加してもらうのも大丈夫な場です。

どういう調子であれ、人生のうつろいをニュートラルに受け入れ、自然と変化していく根源的な生きる力が生じてくるような場に育てていけたらいいなと思っています。

遊びを何よりの動力源に

さらには、遊び、生きる躍動感(?)が増していっています。

たとえば、15年ほどやってきた「からあげ作り」に再び火が点きました。うおお、突発的に気分が上がったら、揚げますよ〜!✨ ただし、オーダーがあったからといって、そういう気分ではない時は揚げません。自分のペースで、楽しくやります✨

ちなみに、空揚げは修行としての一環でやっています。基本的に揚げまくって、周りにお布施しまくるという経済実験でもあります。

不思議なことに、今年は空揚げしてたら、総額10万円ほどのお布施を頂きました。あいかわらずお金がない中での活動なので、とっても助かります。空揚げは修行、揚げたものはお布施すると決めているので赤字だらけになるはずが、みなさんのご縁に助けられています。有難いことです...泣

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ちなみに、24日、25日にはからあげを108人分揚げました。揚げすぎて当分見たくありません。笑

2020年を総括すると、これから活動していく上での考え方やインスピレーションの取り入れ方を実験した年でした。それをやる上で、「よりよく休む」ということができて、有り難かったなぁと心から感じています。

今生じつつある2021年という将来

未来のことなんてわかりません。未来の自分のことは未来の自分に任せるとして、今、どういう感覚が現在の自分から溢れ始めているのかについて簡潔に書こうと思います。

起業 および 社会・経済・文化活動

まず、起業をするというタイミングが近くなってきているのを感じます。フリーになってすでに3年半。模索を続けてきました。起業をするタイミングがしっくり来ていませんでしたが、そのタイミングがじきに来ます。

起業の主軸は今年の方向性と変わらず、「健やかな文化を育んでいくこと」をやっていきます。文化づくりを行う上で、広く文化セクターの方々と一緒に踊っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします✨ 

仏教でいう開発(かいほつ)的視座の元で、活動していきます。みなさんにとって三浦祥敬が良き縁となり、より良い人生を送っていくことができる小さなきっかけになれたらと思います。

開発(かいほつ)についてはこちらをご参照くださいな☺️

音作り および 表現活動

さらに、トライしていきたいのが音づくりです。しだけではなく音楽づくりにもチャレンジしていきます。年末年始はシンセサイザーで音遊びして過ごします✨子供の頃から18歳までピアノをしていましたが、それ以来のキーボード。それだけではなく、曲作りをしていくのは初めてです✨やるぞー🔥

さいごに

さいごに、詩を書いて、終わります。みなさん、2020年、ありがとうございました。

これから出会い直す皆さんへ。またどうぞよろしくお願いします。生まれ変わった三浦と出逢い直していただけると嬉しいです。

これから出会う皆さんへ。どうぞよろしくお願いします。ご縁が調ったら会います。一緒に遊び、人生が交わる面白さを分かち合っていただけると嬉しいです✨

いつしか、
僕らは別々の星になり、
遠い存在になった

横たわる孤独な光
影となってくすぶる身体

何度でも生き直してやるよと声高に叫び
その度に命を取り戻して叫び直す

人間を舐めるな!
という何処からか聴こえてくる無数の声に呼応して
もう一度歩き直そうと思うんだ

再び歩くことを許した命は
やがて流れとなり合流する

星々のつながりは、
たおやかに紡がれ躍動する
そんな世界があるなんて信じられないくらいに
真っ暗闇だったからさ
 
そろそろ輝かせてくださいな

まだ見ぬ星座の誕生が訪れ
命が息づく流れが再起する

星々と出会い、星座する
広がりの星座を為して、煌々と

空のキャンバスで踊る

では!2021年、お会いしましょう✨

後日談2021年の追記

さて、健やかに2021年が幕を開け、伏線回収を始めます。

上の方で、このように書きました。

起業の主軸は今年の方向性と変わらず、「健やかな文化を育んでいくこと」をやっていきます。文化づくりを行う上で、広く文化セクターの方々と一緒に踊っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします✨ 

これに応答する形で、utsuroi. という取り組みを始めました。文化に関わる方々の人生の節目作りを助けながら、その方々の声をアーカイブさせてもらう活動です。

これは一過性で終わるものというよりかは、生涯続けていく流れです。自分が疲弊しにくい、元々やっていることを最大限に生かす形でやっていこうと思い、形にし始めました。

あー!やっと出てきた!という感じ。ずっとやりたいことではあったのだけど、頭の中の批判者に負けること幾千度。ひょっこり出てきました。

今年はこちらの流れと月待講の流れを健やかに育んでいけるよう、心身調えていこうと思います✨

月待講の流れも再掲します。ご縁が調ったら、いずれどこかで合流してねー^_^

では素敵な一年を!


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