高山市にて、住職と会う
突然のことだ。野生の住職さんと出会った。その人はあだ名が住職で、住職書房という古本屋でありカフェを飛騨高山で営んでいる。さらにはその場所はゲストハウスの運営もしていて、泊まることができる。私がこの文章を書いているのは、まさにそのゲストハウスの布団の中だ。
この住職さんの名前はまだ知らない。むしろ聞かずに住職さんと呼び続けようと思う。住職さんが住職という名前を名乗り始めたのは、彼が北海道を旅していた時のことで、仏教の話を他の方々にしていたら「なんか、住職っぽいね」と言われ、そ