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西武ライオンズ通算3,000勝

23日所沢西武ドームでの今季2回目の現地観戦、対日本ハム戦。めでたく”西武”での3,000勝を達成しました。現地観戦では2戦2勝、しかし通算では不調、昨日も負けたし・・・。

今年は厳しいですね。主力の移籍を度々経験しながら、その都度代わる若手の成長で切り抜けてきたライオンズです。古くは工藤・秋山のホークス移籍、松坂の大リーグ挑戦、中島・松井の同、涌井・岸・浅村の移籍、菊池の渡米。今回の秋山の穴は決して小さいはずはありません。しかし、打の主力は変わりませんし、守備走塁でも1番を任せられる若手に不足するとも思っていませんでした。森・山川・中村の打線、安定の源田・金子、外崎・栗山も居るし。そして投手力では、先発若手に不安はあるものの中継ぎ抑えは充実して、盤石とまでは行かないものの、昨年よりは安心感は増している。正直開幕までは、今までの主力移籍に比べると、穴埋めは決して難しくないと楽観視していました。1番を引き継ぐはずの金子か木村、秋山に比べるとスケールは小さくなるものの、打線全体としては見劣りしないと。

コロナ禍での変則開幕でしたが、川越やスパンジェンバーグの新戦力も登場、寧ろ「メヒアの出番が無くなる?」位に心配していたほどでした。それが・・・。森が、山川が、こんなに打てなくなるなんて予想もしていませんでした。引きずられるように源田も中村もいまひとつ、金子も故障もありすんなりと1番を引き継げませんでした。何処で組み違えたのか。思うに、秋山の打力や守備走塁の「数値」ではなく、その「存在」、「欠ける」という心理的プレッシャーが、代わるはずだった面々の気持ちを乱してしまったのかも。それだけ秋山の人間的存在は大きかったのですね。即座に調子が戻るとも思えませんが、なんとか克服して欲しいものです。メジャーで頑張る翔吾ためにも。

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