NHK大河『鎌倉殿の13人』

画像1 NHK大河の『鎌倉殿の13人』を見ています。それがメイン目的ではなかったのですが、3月下旬には久し振りに鎌倉の街をあるきました。
画像2 大河は、好きといえば好きかも知れませんが、近頃は「夢中になる」というほど熱心には見ていません。主人公を身贔屓して綺麗ごとに描く、「戦の無い世を作る為」とかの建て前脚本に馴染めません。NHK大河は「歴史もの」ではない、豪華作りの「チャンバラ時代劇」だと思っています。でもそれ故に人気のある、との一面もあるのかも?
画像3 Facebookには「大河を語る」グループが多数できているようです。その内のひとつを覗いています。作中人物に入れ込み感情移入する、その感覚がしっくりきません。歴史上の人物に対して、好きも嫌いも無い、それが私の感覚です。
画像4 その意味では今回の「鎌倉殿の13人」、三谷演出でおふざけもあるのですが、意外と歴史を歴史として捉えている部分も多い気がします。頼朝も義経も、通俗的な美化は避けているようです。ただそれは、2人が「主人公ではない」せいかも知れません。主役・北条義時が今後どう描かれるのか? 言い訳じみた美化のないことを願い見守ります。
画像5 しかしそれにしても、地元足利市ゆかりの足利義兼が出てこない。頼朝に従って鎌倉に従軍、幕府での要職を占めたはず、なのに・・・。写真は義兼の子孫、室町幕府を開いた足利尊氏像です。因みに尊氏は、1度も足利に来たことがなかったらしい。

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