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結局悲惨な老後になっちゃう人

葬式代ない、墓も買えない、そして今度は入院ときたもんだ。全く金が無い身内の話が続きますが、なぜこうなっているのでしょう?

今の後期高齢者は1970年代から働き、高度経済成長期とバブルを社会人として通過しているので、30年間平均で5%の利率の時代に稼ぎがあったのです。毎月30,000円を5%で運用すれば原資1,080万円利息1,410万円で合計2,496万円貯められたことになります。

私はサラリーマン時代に団塊の世代のちょい上の人らが、会社で強制的に財形貯蓄なんかをさせられ本人の知らないところで定年退職時に5,000万円程度の資産があった先輩を大勢見ました。今の後期高齢者は我々世代や今の若者なんかより何の知識がなくてもお金を貯めやすい環境にあったのです。

そんなことで高齢者の今の暮らしが苦しい、貯蓄も全く無いのは人生で対策を怠った結果でしかありません。何も考えずに金融機関にお金を預ければ10年で倍になった世代なのですから。

なにせ金が無い身内に限っていうなら、彼は建設の一人親方個人事業主なので年金は第1号被保険者、満額でも年金は年間79万5000円。手取りにすればせいぜい毎月5万程度しかありません。夫婦にしても毎月10万円で暮らせます?

仮に年金に不足する分が毎月10万円だとすれば、
100,000✕12ヶ月✕20年(無職から亡くなるまで)=2,400万の不足となるわけです。

そんなことは大昔からわかっていたはずなのです、それでも何も対策をしなかった。本人は昔は70万ギャラがあったとか言い出すのですが、今は葬式もできなきゃ墓も買えないよねーと。

全国の再雇用で働く60代男性を対象に「定年退職前にしておけばよかったこと」をアンケート調査したところ、第一位は資産運用で実に4割もの人がそう答えていました。

そりゃそうでしょうね、という話ですがめんどくさいからもういいやって感じです。だって60代からじゃなかなか対策もできやしない。アリとキリギリスを読んでおけばよかったのに。


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