メイク論理【生物的アプローチ】メイクで惚れさせる仕組み


前に、メイクの考え方、メイクってそもそも何してるの、あたりの記事で、

生物的アプローチと芸術的アプローチに分けて考える話をしましたが、

生物的アプローチについて、もう少し、掘り下げて説明します。


そもそも、
あの人、美しいなと思った。としても、いろんな理由があるんで、異性として性欲的にそう感じてるのであれば、生物的魅力に美しさを感じたという事で、

じゃあ、外見をみて、生物的な魅力を感じたわけですが、何を見て感じているのでしょうか。

まず初めに、あなたの見てる相手の顔は、タンパク質です。つまりあなたは、タンパク質を見て発情しました。

では、そのあなたが惚れた、相手のタンパク質は、何モノかというと、一例として、ちょっと前まで、豚とか牛の体を構成していたモノです。では、まだ、豚や牛の体を構成していた頃のそのタンパク質、いわゆる豚を見て惚れたかと言うと多分惚れなかったはずです。

要は、その相手の顔を構成してるタンパク質を見て、そこから何かを感じとってるわけです。

もう少し、タンパク質の話を掘り下げると、

その人は、豚や牛のタンパク質を食べて、アミノ酸に分解して、DNA中の遺伝子をエピゲノムで抑制しながら、mRNAに複写し、豚を構成していたタンパク質を材料とし、それぞれの人体パーツを構成していくわけです。

なので、
あなたが、惚れたのは、人体パーツの材料であるタンパク質ではなく、構成されてあり方です。

その、人体パーツをそのように、構成したのは、
そう!DNAですね!


つまり、顔という、タンパク質を見て、どんなDNAなのかを探っているわけです。

↑こんな形で細胞の中にいるのですが、めっちゃ小さくて到底肉眼で見えません。

パーツの形やサイズは、DNAに基づいて構成されてるので、

実際にDNAを見なくても、パーツの形やサイズを見れば、どんなDNAかの予測が可能なわけです。

ここに、付け入るのが生物的アプローチのメイクです。

つまり、顔のパーツやサイズ、その他にもDNAの判断基準となりうる要素をメイクでいじれば、

DNAの予測も、顔に合わせて変わっていくという事です。

そらそうですよね。
脳の本能的プログラムは、顔は、DNAに基づいて作られてる認識で、

後天的にメイクという技がある事は、優先度は低いにせよ、大抵の人の脳に書き込まれていても、メイクかどうか分からなければ騙されます。




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