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カラダトノカンケイ

昨日朝起きてから
首の後ろから背中にかけてが痛くて
首を動かすことができない。
寝ていても痛い。


ひどい寝違いみたいな感じ。
割とよくある。
たぶん、僕は体感覚がとても強い。


マッサージチェアは強さを最弱にしても痛くて使えないし

化学繊維の服がほとんど着られないし

コンタクトレンズは疲れて長時間着けられないし

ヘアワックスなどの薬品を使うとすぐにかぶれるし

緊張すれば、一瞬で内臓が硬化して消化能力が落ちるのが分かるし

運動をサボっていても何故かちょっと筋肉質だ(笑)

あげだしたらキリがない。



いつも自分と向き合わされるのは体を通してだ。
占いやらなんやらでも、あなたは体や声を生業にする人間だ、とよく言われる。


体の状態は、意識の状態が時間差で物質化したものだと思っているのだが
僕の場合その時間差がとても短く、
意識の状態が肉体に反映されるスピードがものすごく速いように思う。


自分の感覚としては、いつも体の調子が悪いのに
つい最近病院で血液検査や尿検査をしてもらったところ
全ての数値において問題ない、健康だと言われた。
整体に行けば、筋肉量や体のバランスが素晴らしいと言われる。
10代の頃からずっとこの調子だ。



生きることをやめてしまいたい、なんて思う時には
大抵体調がよろしくない。
半身浴をするだけで、生きる希望が見えたりする。
体全体を使って暴れるように歌えば、なんとも清々しい気持ちになる。



逆に、心具合がよろしくない時には
体調もよろしくない、とも言える。
鶏が先か、卵が先か問題である。
否、啐啄同時である。



僕は世間一般に言われるような"健康な体感覚"を味わうことは難しいのかもしれない。
客観的には健康体なんだけれど
"些細な体調の変化に気付き続けている状態"がゆえに
ツライ、痛いが多いんだと思う。



ツライ、痛いがあると人は自分と向き合う。
自分を観察する。
自分と対話する。
とても長い時間をかけて、対話をしてきた。



体は僕にとって1番のメッセンジャーだ。
わずかな人生のズレをこの身に表してくれる。



飼い慣らすのが極端に難しい獣であり、神殿であるこの体と
出来るならば仲良くやっていきたいものである。
なあ、相棒。


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