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昇級試験で成長しよう、自信をつけよう

 昇級試験合格の証である「色帯」の授与式を行いました。昇級の条件は、各級毎に設定した約20個の小試験全てに合格することです。1回の稽古で5個くらいの小試験を行い、1か月から2か月をかけて合格に至ります。主な試験内容は以下の通りです。

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【主な試験内容】 
〈心〉
・「柔道を作った人」「柔道精神」を漢字で書く
・「柔道で成長したこと」について作文を書く

〈受身〉※左右
・足技(支釣込足・小内刈など)で安全に投げられる

〈立技〉※左右
・足技、腰技(大腰)で安全に投げる

〈寝技〉
・寝技の補強(しぼり・エビなど)を正しく行う
・寝技の移行(袈裟固→後袈裟固など)をスムーズに行う

〈実践〉
・乱取りの前後に心を込めて礼をする
・乱取りで習った技をかける
・乱取りで潔く受身をとる


 昇級試験の目的は2つあります。1つ目は、「怪我をしない、させない安全な柔道を身につけること」です。試験内容のほとんどが、「安全な柔道の体現」を意識しています。昇級試験を通して、正しい技術を身につけ、安全で楽しい柔道を行うための土台をしっかりと築きます。
 2つ目は、「自信をつけること」です。試験に向けて根気強く努力できた。できなかったことが、できるようになった。合格して帯の色が変わった。これらの経験は、きっとお子さんたちの自信になっていると思います。


 今年から「昇級証」を作りました。昇級証の文章は、嘉納師範遺訓にある柔道の目的、「己の完成」「世の補益」を意識しました。内容は以下の通りです。

「あなたは日々の稽古と学習によく励み、○級の実力を得たことをここに証明します。自分の力を世のため人のために役立ててください。」

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 お子さん達が、昇級試験で身につけた、心・頭・体の力を柔道だけでなく、学校生活や今後の人生に活かしてくれたら嬉しいです。合格したお子さん達、本当によく頑張りました!おめでとう!


「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館





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