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生涯柔道の輪を広げよう

 7月29日(土)は、「子どもクラス&中高生・大人クラスの合同稽古」を行いました。今回も宇都宮市の柔道教室「葵陽塾(きようじゅく)」の皆さんがご参加くださり、30名くらいでわいわいと楽しく柔道をしました。概要は以下の通りです。

〈参加して下さった方の世代別人数〉
・未就学児    2名
・小学生    10名
・高校生     4名
・社会人     8名
      合計24名(+指導者3名)

〈稽古内容〉10時~13時
・礼法(自己紹介を含む)
・バナナオニ
・体操
・受身
・バイオハザード(
・打ち込み、投げ込み
・乱取り 
~子どもクラス解散(11時30分)~
・釣込腰の研究
・打ち込み、投げ込み
・乱取り

「バイオハザード」とは、体を180°回転させる技(大腰・釣込腰・背負投など)の習得を目的とした柔道遊びです。
〈ルール〉
・大人がゾンビ役。ゾンビは両腕を前に出し、つま先立ちで歩く(=技をかけやすい体勢)。
・子どもは、ゾンビを180°回転する技で投げる。ゾンビを2回投げると人間に戻せる。
・みんなで協力し、制限時間内に全てのゾンビを人間に戻せばクリアー。

バイオハザード


全員が全員と挨拶
黙想
バナナオニ
受身



 今回の稽古で特に大切にしたのは、「安全な乱取りの実践」です。子どもと大人、初心者と経験者、誰が誰と組んでも大丈夫。そんな安心安全な乱取りを行うために必要なのは、みんなが日々の稽古で安全な技・受身をしっかり身につけること。そして、みんなが相手の心を想像しながら乱取りをすることです。相手を一方的に投げ、自己満足に浸るような乱取りでは、とても生涯柔道の実践はできません。経験豊富な上級者や大人が、自らの心技体をしっかりとコントロールし、相手の技を上手に受けてあげる。こうした「自他共栄」の心で乱取りをすることが、柔道の稽古において最も大切だと考えています。

乱取りで「自他共栄」の心を体現



 稽古の最後に、葵陽塾代表の菅野先生が「このような『生涯柔道の輪』がもっと広がると嬉しいです。」とおっしゃっていました。年齢に関係なく、お互いに敬意を持って学び合う、高め合う柔道。みんなが笑顔で稽古を始め、笑顔で稽古を終わる柔道。そんな生涯柔道を目指し、今後もこのような合同稽古を続けていきたいと思います。

☆次回の合同稽古は「8月11日(金・祝)」です。詳細は、こちらをご覧ください。


「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館

文武一道塾 咲柔館 ホームページ


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