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学校に柔道部がない高校生も頑張っています!

 「柔道をしたいけど、学校に柔道部がない」「自分のペースで気楽に柔道がしたい」、文武一道塾 咲柔館は、そんな中学生・高校生が通える道場です。通う頻度は、学業などの都合に合わせ、学生さんたちが自分で決めており、週1から週5まで様々です。皆さん、楽しみの1つとして道場に通っています。

 6月25日(日)は、栃木市総合体育館の柔道場で稽古をしました。この日稽古に参加された高校生は2名。お一人は定期試験直前ということでしたが、「試験勉強はできているので稽古に来ました。」と「文武一道」をしっかりと実践しているようです。
 お二人は昇級・昇段を目指しているので、この日の稽古はその準備を中心に行いました。稽古メニューは以下の通りです。

【稽古メニュー】
・準備体操
・補強トレーニング
・受身
・形の稽古(足技)
・試合のルール説明
・約束乱取り(1分30秒で攻守交代)
・試合形式の乱取り



 お二人の柔道歴は、11ヶ月と1ヶ月。それぞれのペースでこつこつと稽古に励み、受身・技ともに上達しています。「得意技」とまではいきませんが、各々「かかりやすい技」が見つかってきたようで、とても楽しそうに乱取りをしています。
 また、正しい礼法も身についてきました。柔道を始めたての頃は大人の方と挨拶するのが少し照れくさそうでした。でも、今では「こんにちは」「ありがとうございました」「お先に失礼します」などハキハキと言えるようになってきました。柔道を通して礼儀作法も学んでくれているように感じます。

 中高生の皆さんは、どんな稽古も全力、真剣です。若い方が、このような姿勢で取り組んだ時の伸び方は本当にすごいです。「習ったばかりの技なのに、もうこんなにうまくできるの」と驚かされることも沢山あります。本当に若いっていいですね。私も「魂は歳をとらない」(松本人志)、「一生青春、一生勉強」(相田みつを)という言葉を胸に頑張りたいと思います。
 青春時代、1つの事に真剣に取り組んだ経験は、きっとその後の人生を豊かにしてくれるはずです。学生の皆さんが大人になった時、「あの時柔道をやっていて良かった」と思えるような稽古をこれからも咲柔館は続けていきます。中高生の皆さん、ぜひ「生涯柔道」として長く柔道を楽しみ、自分を磨き続けてください。柔道には「勝ち」以外の価値も沢山ありますよ。

 
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館


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