柔道で深まる兄妹の絆
「お兄ちゃんと一緒に柔道がやりたい!」と言い続けてきた妹さんの願いが叶いました。この日は体験稽古に参加です。初めて柔道衣を着て、にっこり。柔道衣がとても似合っています。
柔道衣を着た妹さんは、いきなりお兄ちゃんに大外刈!お兄ちゃんがやっているのを見て、自然に覚えたようです。この後はなんと、背負投もかけていました。やはり、子どもってすごいですね。興味を持って見るだけで、こんなにも吸収するのだと驚いています。
よほど柔道場が楽しいのか、休憩時間中もオニこっごをしていました。オニ役のお兄ちゃんは、つかまえそうでつまかえない、絶妙な力加減で妹を追いかけます。勝ち負けよりも、一緒に楽しむことを大切にするお兄ちゃんの優しさに感心しました。
礼法も初めてとは思えない位きちんとしていました。お兄ちゃんの丁寧な礼を一所懸命に真似ている姿が微笑ましかったです。きっと、妹さんにとってお兄ちゃんは憧れの存在なのでしょう。憧れている人には、自然と行動が似てきますね。
柔道を通して、兄妹の絆が更に深まったように感じます。
兄妹で一緒に柔道ができ、とても楽しかったようです。稽古後には、このような感想を言っていました。
「妹といっしょにじゅうどうができて、とても楽しかった。」
(お兄ちゃん 振り返りノートより)
「じゅうどう、楽しかったよ。」
(妹さん 帰り際の一言)
柔道には人と人との心をつなぎ、笑顔にしてくれる素晴らしい力があります。これからも柔道を通じて、沢山のお子さん達を笑顔にしていきたいです。
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