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開館3周年を迎えて

 「嵐の中の船出」ともいえる開館から3年間が経ちました。本日、6月21日は文武一道塾 咲柔館の開館記念日です。
 スタートは想定外の連続でした。まず、お借りする予定だった物件が、大型台風による川の氾濫で浸水…。一から物件を探し直しました。何とか新しい物件を見つけて施工を始めたものの、道場に畳を敷いたその日に第1回目の緊急事態宣言…。開館が約3ヶ月も遅れてしまいました。

 

 そんなスタートから早3年。山あり、谷ありでしたが、塾生の皆さま、応援してくださる皆さま、そして家族のおかげで何とかここまで続けることができました。皆さんに心から感謝しています。ありがとうございます!
 「石の上にも3年」といいますが、1つのことを辛抱強く続けると色々な良いことも起きます。その中でも1番嬉しいことは、多くの塾生様、保護者様とのご縁です。今日までに入塾してくださった方は、約50名。4歳から70代まで、ご近所の方から遠くは宮城県にお住まいの方まで、本当に沢山の方が入塾してくださいました。学校のご卒業やお仕事の都合などで、現在は通われていない方もいらっしゃいますが、全ての方とのご縁に感謝しています。

 「もう3年」という気持ちと共に、「まだ3年」という気持ちもあります。まだまだ、やりたいこと、やるべきことは山積しており、それらを一つひとつ実行していくには、多くの時間と情熱が必要です。
 まずは、「昇級・昇段審査会」への初参加準備。今年は、子どもクラス、中高生・大人クラス共に「昇級・昇段審査会」に初めて参加する予定です。審査会に臨むにあたって、試合と形を安全に行えるだけの稽古を十分に積む必要があります。今一度、稽古の質と量を見つめ直し、審査会当日に皆さんがより良い柔道を表現できるよう、しっかり準備していきます。咲柔館から茶帯、黒帯の柔道家が生まれる日が楽しみです。

 
 咲柔館という道場名には、柔道を通して「人生の花を咲かせる」「真っ直ぐ育つ」「みんなが笑顔になる」という意味が込められています。お子さんたちの楽しそうな笑顔、中高生や大人の方たちが生き生きとした表情を拝見する度に、「咲柔館を開館してよかった」と思います。
 咲柔館は、「うちの子に柔道は難しいかな…。」「私に柔道は無理かな…。」と思われている方でも安心して柔道を学べる道場として、これからも一歩ずつ前に進んでいきます。みんなで柔道を楽しみましょう。
 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館


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