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今日も元気にあいさつできたかな

 ある小学校の校長先生の講演会で、とても印象に残っている言葉があります。それは子どもに大切にしてほしいことについてのお話しでした。
 「『きょうもげんきにあいさつできたかな』。これが私の学校の目標であり、最も大切にしていることです。勉強や運動が苦手でも、元気に挨拶ができれば大丈夫。挨拶をすることで人とつながれる。元気に声を出せば、自然と心も元気になる。元気な挨拶が身につけば、子ども達の人生は豊かになります。」
 こんなにシンプルな学校目標があるのかと驚いたのを覚えています。でも、これなら低学年のお子さんでも具体的にやるべきことがわかるし、1日を楽しく過ごせたかどうかの目安にもなります。元気な挨拶が子どもだけでなく、先生方の間でも飛び交うこの小学校ならば、きっと楽しい学校生活が送れそうですね。

 文武一道塾 咲柔館でも挨拶を大切にしています。道場に来た時の「おはようございます!」「こんにちは!」、稽古中の「お願いします!」「ありがとうございました!」、帰る時の「さようなら!」。こうした挨拶をお互いにきちんと行うことで、「挨拶の気持ちよさ」を体感し、自ら元気に挨拶ができる子に育ってほしいと思っています。
 先日は、休憩時間にみんなで「こんにちは~!」と道行く方々に手を振っていました。急に挨拶をされたらびっくりしますよね…。でも、笑顔で挨拶や手を振ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。子ども達も「おお~、手を振ってくれたよ!!」と喜んでおりました。

 柔道の稽古は、何度も挨拶をする機会があります。柔道を通し、心の込もった礼、元気なあいさつを身につけ、道場の外でもこうした気持ちよいが挨拶ができるようになってほしいです。そのためにもまず私から元気な挨拶を心がけていきます。みんなで元気の輪を広げていきましょう。

「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館


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