未だ回収されていない私の伏線たち
最近のゲームには「2週目」があるものも多いですけど。
たとえそんな実装が無くたって、物語の2週目を味わうということは、楽しいものです。
伏線の意味が分かってきて、何気ないセリフの聞こえ方が変わったり。人物像が分かってからだと、このシーンはじんわりくるなとか。自分の中のアンテナが立つからですね。
今の行動を起点に、ふと昔の出来事を思い返して、あれが今の自分を形作っているのだな、と驚くこともありますが、ある意味断片的に2週目を体験しているということかもしれません。
日記を付けたり、手帳やカレンダーにちょっとした記録を付けておくと、過去の分岐点に気づきやすくなる。さらに、振り返りまでサイクル化していればなおのこと明確に。
完全ではないけど、疑似的に2週目ができます。
2週目の方が、チートクラスの最強アイテムが手に入ったり、もやもやしてたエピソードの真相が分かったり、基本的にはよいこと多いですよね。
だから振り返りは大切なんだなと、改めて腹落ちしました。
ただ、まれに…2週目で台無しになるパターンがあるのが、悩ましいところです。あーこれは通常エンドの方が深いな。好きだな。なんでこうなっちゃったかな、みたいな、ね。
そう考えたとき、私のこれまでのしょぼくれた人生の中にも、実は回収されていない伏線が山盛りにあるような気がするのです。私が気づけず、最後まで回収されないものも、きっと多いのでしょうが。
ある日、突然に伏線回収されて、思わぬ牙をむいてくるかもしれない。
かと思えば、とても素敵なことにつながったりするかもしれないし。
ゾクゾクとワクワクです。
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