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フワフワの雲はおいしそう

フワフワの雲を見ておいしそうだと思いました。

子どもの頃、周りの大人を見ていて、「自分が大人になったら雲を見て『おいしそう』なんて、思わなくなってるのかな」ってなんとなく思っていたなぁ…と思い出しました。

子どもの頃に思い描いていた「大人」の姿は幻想だったと今は思う。
それも、どちらかというといい意味で、幻想だったなと思うのです。

大人は、自分がなってみたら、毎日、些細なことに変わらず感動するし、脳がスパークしてあほみたいな他愛のない想像もするし、物凄い高尚ぶったことを考えた直後に、唐突に理屈抜きでバカみたいなこと考えて、妄想の中でもゲラゲラ笑ったりしている、何一つ変わらない存在でした。

あれ? これって、私だけかなって思う時もあったけど、同じようなことを言っている大人も周りにたくさんいて。特にWSDではそれを強く感じました。

なんだ、そんなもんなのかって思ったりしてます。子どもの頃に抱きがちな、大人になったらキラキラしたものや、みっともない自分なんてどこにも無くなっているかのような幻想って、どこで植え付けられているんでしょうね。

うーん、でも私は相対的にちょっとネジのはずれ方が酷い方だったりして。

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