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6/15(土) 入新井図書館なるほど塾第20回「大森倶楽部から見た大森の歴史」(講師:岩井克文理事) 会館と人物で大森倶楽部を振り返り、大森の歴史にさらなる誇り

6月15日(土)午後、地元新井宿の村社・春日神社例大祭をしばし離れて、入新井集会室へ🚴‍♀️ #入新井図書館なるほど塾 第20回「#大森倶楽部から見た大森の歴史」を受講しました。講師は、いつも地元でお世話になっている、#岩井克文 ・一般社団法人大森倶楽部理事、中央一丁目町会会長。

#大森倶楽部 は、明治39(1906)年設立、今年で118年を迎えました。
倶楽部の歴史は、所有する会館の歴史ともいえ、第一次会館は、国鉄大森駅の上り列車側の待合所としての役割を果たしていました。その後、地形に高低差のある大森駅の西口(山側)に改札を設ける運動を行い、大正2(1913)年に実現。それとともに第二次会館、戦後には第三次会館、そして、駅ビル(大森プリモ、現在のアトレ大森)の新設に合わせて、昭和61(1986)年に現在の第四次会館となっています。
まさに大森駅の歴史とともに歩んできた倶楽部ですが、今年2月に事業認可された大森駅西口都市計画による池上通り拡幅の用地となるため、今後、どのように歴史をつなぐかが課題となっています。

私もこの伝統ある倶楽部の会員ですが、草創期の委員長(現在は理事長)には、そうそうたる歴史上の人物が名を刻んでいます。初代は、大津事件を大審院長として裁いた #児島惟謙 、2代は、上総一宮藩主、鹿児島県知事などを務め、入新井信用組合(城南信用金庫の前身)を築いた #加納久宜 、3代は、司法大臣を長く務め、第23代内閣総理大臣となった #清浦奎吾
いまは埋立地が広がる大田区ですが、もとは八幡海岸という海水浴場も近く、国鉄の西側の山王台地からは風光明媚な景色が楽しめたため、多くの政治家、実業家、官吏、将校などが住んでいました。
今回、特別ゲストとして、加納久宜の曾孫・加納久昭さん、清浦奎吾の曾孫・清浦奎明さんにも、それぞれの曾祖父のことを語っていただきました。

また、慶應義塾大学の先輩でもある岩井さんから、9代理事長で慶應義塾大学教授でもあった #西岡秀雄 先生について、詳しくご紹介がありました。#大田区立郷土博物館 の初代館長、#東京都大森貝塚保存会 の初代会長などとしても活躍された、私が薫陶を受けた師でもあります。西岡先生とのご縁を感じ、3年後の2027(令和9)年に迎える #大森貝塚発見発掘150周年 に向けて、大田区議会でも提案を重ねています。

大森倶楽部の歴史を振り返ることで、#大森貝塚 から近代の鉄道敷設と駅設置、そして、現在に至る大森の歴史にさらなる誇りを持つことができました。
会場は満員御礼。入新井図書館長にお伺いすると、やはり歴史モノの人気は高いそうで、ウェルビーイングにつながる生涯学習の場になっていると実感しました。
ちなみに、この後、春日神社例大祭に戻りましたが、春日神社の石標は清浦奎吾の筆になるものです。

#歴史大好き議員
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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