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占い師の予言通りになった兄弟の人生

HSS型HSPであるYOUTUBERさんが動画の中で、20回以上転職したことを今では笑い話ですと仰っていました。その方はご自身で起業されて、ご自分にピッタリとあった生き方をつかみ取った様です。自分軸で生きるとかマイペースで仕事をする、それらはとても大切なことですよね。


私も転職回数ではそのYOUTUBERさんに劣らず、短期で終わったバイトなどまで全て含めると32回の転職経験があります。自画自賛ですが、人の思いやニーズを察することには長けていて、相手が望むことを形にして提案したり、お客様が気分よくなれる様に気を配って接していたので、成績は割といい方でしたが、いい成績を残せば残すほど、同僚からは妬まれ、上司からは重い責任を押し付けられ、そのプレッシャーが嫌になり、毎月数日間は海外へ逃避目的の旅にでる、それでもリフレッシュできなくなると退職して仕切り直す、ずっとその繰り返しでした。


私にはひとつ違いの兄がいて、私たち兄弟がまだ学生だったころ、飲み屋で占い師と出逢った父が言われた兄弟の未来、兄は安定した家庭を築き、仕事は定年までひとつの会社で勤め上げる、弟(私)は交通事故に何度も会うが常に無傷で転職を繰り返す不安定な人生になると・・・


50代半ばで振り返ってみると、兄は一流大学を卒業して一部上場企業で部長職に就き、子供もまた一流大学を卒業して上場企業に就職しています。私はと言えば、海外の大学を卒業したものの、正社員として働いたのは僅かに数年で、派遣やアルバイトで職を転々として隙を見つけては旅に出るという暮らしぶり、若いころは何度も交通事故に遭いましたがいつも無傷、ヘルメット不着用のバイクで車と接触して飛ばされてた時も、高速で転倒したときも無傷、車同士の接触事故を起こした時も無傷で、車が雨で滑って街路樹をなぎ倒したときも無傷、ただ一度だけ、外傷はないけれど頭を打っていたので念のためひとり歩いて近所の病院に行った時には、待合室で気を失い倒れて小さな個人病院が大騒動となったことがありました。


気を失って目が覚めるとそこには母が呼ばれていて、それはそれは心配そうな表情でしたが、私自身は不思議な夢を見ていて、その少し前に亡くなった愛犬が夢に出てきて、前足がない状態だったことを今でも覚えています。身代わりになってくれたのでしょうか?


父は他界しているので確かめようもないのですが、兄弟の性格を見抜き、将来起こるであろうことを父自身が危惧していたのか、本当に占い師の予言が的中したのか、謎でしかありませんが、父は亡くなる前に幻覚を見ていました。冷静に話している最中にもかかわらず、いまここに大きな魚が泳いでいるのがはっきりと見える、昨日はきれいなお花畑が見えた、目の前に大きな赤い鳥居が見える、そういったことを真顔で話してくれました。死の直前になって霊能力が開花したのか、もともと霊能力があったことを隠していたのか、そう言えば父方の祖母が入院していた時にも黒い影がいると言って恐れていたことがありましたし、兄は明け方に馬の歩く音で目が覚めて窓を開けたら侍たちが行列をなして行進していたと言っていましたね。私に霊感は全くないけど、見える人には見えるのかもしれませんね。