見出し画像

今、思うこと

日記みたいに今、思っていることを書きたいと思います。文章がまとまってないと思いますが悪しからずです。

人生何が起こるか分かへんと思う今日この頃です。

グアテマラから帰って来たら、栄養教諭になり、「日本の子どもたちの健康を守って行こう!」と思っている時期もありました。子どもの健康を守りたくて栄養士を目指しましたから。

うちがここまで、海外の栄養問題に取り組んで行くとは思ってなく、いつかまた関わって行きたいという程度でした。

何故なら、いくら探しても日本の大学院に国際栄養学の研究室が見つからなかったからです。続けるのであれば院進学はしないと厳しいからです。

そのため、栄養教諭になって食育の分野で研究しようと考えてました。

大学院を修了してチャンスがあれば、またグアテマラに行って栄養失調を改善して行ければ良いなと。

しかし、思い描いていた未来とはまったく違うことになりました。

グアテマラから帰って来て、栄養教諭になるまでは良かったのですが…

結論から言いますと1年で辞めました。あれだけ、栄養教諭になりたかったのですが、不思議とそう思いました。

自分の居場所はここではない
グアテマラのために残りの人生を使いたい


子どもと接している時は楽しくて、やり甲斐は感じていました。

だけど、この時間(働いている時間)をグアテマラのために使えたら、栄養状態を改善できるのでは?と

グアテマラは慢性栄養失調率が高く5歳未満の子どもの約半数がその状態です。
少しでも早くグアテマラに戻りたいという気持ちが強くなりました。

経験も知識も不十分ながら、一度グアテマラに戻って現状把握をし、院に進学するのか?、専攻は何にするのか?(食育?社会学?)、それとも違う方法でするのか?を検討しようとしました。

仕事を辞める準備をして、あと少しでグアテマラに行けるところで例のウイルスのため渡航できなくなりました。

それで、これからどうしようかなと考えていて、途上国で活動されている栄養士はいないかとネットで検索をする日々が続きました。

諦めてはいたのですが、ついに国際栄養学のある大学院を見つけました。即、進学しようと決めて、そこから勉強を始めました。

無事に合格し、現在はグアテマラの栄養問題について研究をしています。

それで、過去をいろいろと振り返ってみましたけれど、「どれだけ生き方が不器用やねん!」と思う訳で…

中3の時から、途上国の栄養問題に携わって行きたいと思ってるなら、

素直に大学に行けよ
速攻で管理栄養士になって経験を積めよ

と過去の自分に言いたくなりますが、今回は大学に行かなくて良かったと思っています。

もちろん、めちゃくちゃ悔しかったり、苦しかったり、辛かったり、この身体なんやねん、ふざけんなよ、と思ったこともありました。

あの時に大学受験を失敗しているから、今の自分がある訳で、今の大学院に進学できました。

そう思うと、今、自分のやりたいことができているのは幸せです。

もし、あの時、大学に行けていたら、今の自分は国際栄養を続けていたかは分かりません。続けたくても続けられなくて途方に暮れているかも知れません。

今の自分は本当に恵まれていて幸せです。

大学院はレベルが高くて、授業について行くので必死です。周りも優秀な方が多くて、自分なんかが…と思ってしまうこともありますが、学んで行くのみです。

発作が怖くて栄養士として働けない時期もありましたが、ようやく、栄養士の仕事も発作がなくできるようにもなり、冷静に物事も考えれるようになったと思います。時間はかかりましたが、多くの人に支えられましたので、自分を元に戻すことができました。焦らず、ゆっくりで良いので成長して行きたいと思います。

ここまで書いたので、書きますが

グアテマラの栄養問題に取り組んでいないと何をしたら良いのか分からない
自分を保つことができない
自分が自分でなくなる
狂いそうになる

あの時の悔しさ絶対に忘れない。
グアテマラの健康を守ります。

これからは自分の気持ちに素直に生きたいと思います。

雅也

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?