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「書ける人」について書いてみた

先日、Goodpatchの土屋さんの、昨今のリモートワークの普及により、テキストでのコミュニケーションができる人、つまり「書ける人」は強い、という記事を読んで思ったことがあったので早速、書いてみました。(https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1371)

当たり前の話ですが、「対面」「電話」「テキスト」の順にコミュニケーションの難易度は上がります。テキストでは聞けない声色を電話では聞き取ることができ、電話では見えない相手の表情や細かな仕草を対面では目にすることができ(こちらからボディランゲージで視覚情報を送ることもできます)、受け取れる情報量が多くなるので、テキストより電話、電話より対面のほうが楽だからです。

それを踏まえて、たとえば仕事において、『ちょっと電話で話せるかな?』と言ってくる人を何人か知っていますが、そういう人はコミュニケーションをサボってるなー、と思ってしまいます。テキストで自分の用件を伝えることができないか、面倒だからと言って放棄しているのです。ちなみに、こういう種族の人たちは、いざ電話や対面で話しても、言ってることに取り止めがなく、キャッチボールが上手くいかないことはよくある話です。

少し話は逸れますが、僕は電話というツールが嫌いです。求人広告の営業をしていた頃も、何でもかんでも電話をかけてくる人がいましたが(しかも、大した内容でもないのに)、あなたの都合でこっちの時間を奪わないでほしいと思いながら渋々対応をしていました。かける側の都合で受けての都合を奪うという理由で、僕は電話をかけることも憚られます。

話を戻しましょう。では、テキストのコミュニケーションを円滑に進めるうえで大切なことはなんでしょうか?僕はポイントは3つあると思います。
こういう話をすると、電話愛好家の方々は、『いやいや、電話の方がその場で解決できるのがいいんじゃないか』と言ってきそうですが、だからこそ、テキストのコミュニケーションにおいても即レスが大事なのです。そうです、1つめのポイントは"即レスする"ことです。僕は、メールなどを送って返信が来るまでの時間の分、送ってくれた人を待たせ、不安にさせていると思っているので、その不安は出来るだけ早く解消してあげたほうが、送り手はもちろん、こちらも気が楽です。特にビジネスシーンにおいては、練りに練ったメールを時間をかけて送るのではなく、簡素な内容でもいいのでまずは相手にリアクションを送ることが求められます。これは意識レベルで変えられることなので、いつも凝ったメールを送ってしまうと心当たりのある方は、今日から意識してみるといいと思います。

次のポイントは、"インプット"です。ボディランゲージや表情、声色というツールが使えないテキストベースでのコミュニケーションにおいて、細かなニュアンスを伝えるのは難しくなります。へんてこりんな文章や間違った言葉づかいで相手に誤解を与えないよう、ボキャブラリーや文章表現のストックを増やすためにも、たくさんのことばを浴びることがまず必要です。知らない言葉はどう頑張っても出てきません。本人の意志さえあれば、インプットの材料はいくらでも転がっています。僕もまさにその特訓中で、浴びるように本を読んでいますが、これにも一定の時間と適切な環境が必要になります。(これについては、また別の機会に書きたいと思います。)1つめの即レスと違って、一朝一夕で身につくものではないですが、的確なアウトプットをするためには求めるレベルに対応する量のインプットをすることはマストです。

読書などでインプット量を増やしつつ、日々のコミュニケーションでは即レスを意識しながら、あとは実際にテキストでのアウトプットを増やすしかありません。3つめのポイントである、"アウトプットの練習量を担保する"です。はじめのうちは、なかなか日本語が思い浮かばず時間がかかったり、上手い言い回しができないこともままあると思います。
ただ、相手から日本語がよくわからん!と言われたとしてもそこから逃げず、頭をひねり続けることでだんだんと出来るようになっていくものだと思います。フィードバックをもらうためにはLINEなど双方向のコミュニケーションツールが良いと思いますが、Twitterなどで発信を続けることもいい訓練になるはずです。僕も、記事を読んでとりあえず書いてみよう!と思い立って今これを書いています。
実は今日、新しい本を読むぞと意気込んでいたのですが、思いつきで書き始めてしまい、もう1時間も経ってしまいました…。ということで、そろそろ本を読み始めたいのでこのあたりで終わりたいと思います。

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