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#2 打刻ってなに?

(2分で読めます)
就職したばかりの2009年。前職では勤怠管理は紙管理でした。

紙に出勤時刻をペンで書きなさい、と新人研修の講師から教わりました。
鉛筆は消せるからダメ、と。

ショーヘイ「すみません講師、これ万が一間違えたらどうするんですか?」
講師「そしたら二重線を引いて、その上から業務印で訂正印を押して横に書いてください」
ショーヘイ「え、でもこんな小さな枠に書けなくないっすか?横って…、スペースあります??」
講師「そもそもね、出勤時刻書くの間違うやついないでしょ。。」
ショーヘイ「ですよね!そりゃそうですよね!すみませんでした!」

結果、めっちゃ間違えました。
正直書くのは後からでもできるので、月末付近に「あー、この日はこうだったかなぁ〜」くらいの感覚で書いて、後からチェックで「ショーヘイくん、この日解錠当番だったのになんでこの時間書いているの?」となり、そうすると月の実労働時間も直さないといけなくなり…、で、とっても汚い勤務表が出来上がっていました。
当時はまだ今ほど法令も厳しくなかったので、かなり緩かったですね。。

その後、自社で開発されたシステムに移行しました。とても立派なシステムでしたが、基本的には後から時間を記入するスタイルでした。

幼少期の教育がその後の人生に大きく影響を及ぼすように、この勤怠の付け方が世の中の当たり前だと思っていた僕は、チームスピリットに転職して衝撃を受けることになります。

〜2019年 春〜
指導員の先輩
「ショーヘイくん。前職ではどうやって打刻してたの?」
ショーヘイ「え、打刻ですか?そりゃしっかり毎日入力していましたよ。(嘘)」
指導員の先輩「ん?だから打刻は?」
ショーヘイ「いや、だから書いて…」
指導員の先輩「それは打刻って言わないよ」

マジすか…、晴天の霹靂。これって打刻じゃないんだ…。手入力っていうんだ。。

指導員の先輩「手入力だと後からいくらでも改ざんが可能でしょ?だから入隊館などの客観データとの突合や、システム的に証跡を残せる”打刻”をしないといけないんだよ。ちなみに入退館データもあくまでその時にその場所にいたってことの証明で、業務を始めましたってこととはイコールじゃないからね」

ある時期から入館記録との整合性を取り始めていたな。あれがそうか。
そして、”後から改ざんが可能でしょ?”…これには何も言い返せなかった。
なるほど。だから”打刻”が大切なんだ。

指導員の先輩「TeamSpiritならモバイルアプリで打刻だってできる。いつでもどこでも、インターネットにつながる場所(携帯の電波のある場所)ならどこからだって打刻できる。仕事を始めたそのタイミングで打刻をするんだよ」

むーぅぅ…。まるで自分の10年間を否定されたような気分だぜ。。
よし、裏をかいてやろう。

ショーヘイ「あ、でもそれだとディズ●ーラ●ドで打刻してもバレないっすよね(ニコニコ)」
指導員の先輩「ん?GPSで位置情報も取れるから。速攻バレるよ」

ちーん。抜け目ねェ…。恐るべしTeamSpirit!

打刻をする理由を胸に刻み仕事を始めた3年前。
そして、改めて自分がマネージャーになって部下の打刻について言及することになるのですが…。それはまた次回。


Coming Soon…


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