どうして蓮ノ空にここまで狂ったのか
ラブライブシリーズ、追いかけ始めて10年弱になります。
μ'sの4thLVに参加してから本格的にハマり、そこからなんだかんだで各シリーズが出るたびに作品に目を通したりライブに行ったりとずっとお付き合いしてきました。
その最新シリーズである『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』。
これ、本当にすごいです。訳分からんくらいハマってます。
今までやったことのなかったツアー全通をなんの躊躇もなくやってしまった程度に。
自己分析を兼ねて、蓮ノ空に感じる良さを書き連ねていきたいと思います。
①『リアルタイム』であること
コンテンツの1番の特色は間違いなくこれだと思います。
定期配信があるおかげでメインストーリーとの連動が起こるのが本当にすごい。
何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、キャラクターが今を生きる我々と同じ時を過ごしているんですよね。
蓮ノ空のメインプラットフォームであるリンクラにおいて、いわゆるメインストーリーは『活動記録』という名前になっています。
これはそのままの意味で、スクールアイドルクラブでどんなエピソードがあったのかが記録され見られる形です。
そこでミソになるのが日々の配信。
この配信こそが本来のメインストーリーと言ってもいいのかもしれない。
活動記録の内容を我々ファンは知らない前提でキャラクター達は配信で話します。
例えば活動記録内で体調を崩したり仲違いしていても、それを直接的に配信で話すことは基本的にありません。
ファンのコメントとやり取りする中で「そういえばこんなことがあって」といったような形で活動記録の内容に触れて、その時の心境であったりその後の話をしたりします。
※もちろん最低限の台本はあると思いますが。
先日の福岡での1stライブもゲーム内では『遠征ライブにお呼ばれした』という体でライブを行っていて、時間の流れが一緒に進んでいくんです。
そして10/30に行われるライブはラブライブ!地区予選を兼ねています。
無印、サンシャイン、スーパースターのアニメの中で見たあのラブライブ!という大会に観客として参加できるんですよ。
その事実だけで胸がいっぱいですし、現時点でどうなるか分からないのが楽しみでありめちゃくちゃ不安にもなります。母校の甲子園予選でも見てる気分。
この感覚が本当に新しい。
同じ季節を過ごして、共通の話題でキャラクターとコミュニケーションを取れるって凄いことだと思います。
だからこそ愛着もめちゃくちゃ湧くし、ラブライブ!でも絶対に負けてほしくない。
キャストさん達の努力によるものであるのは間違いないんですが、確かに蓮ノ空のみんながそこに生きてるんです。いわゆるロールプレイの究極形だと思ってます。
②シナリオの丁寧さ
その上で、本当にシナリオが面白い。
アニメではどうしても尺の足りなくなる部分を、ゲームというプラットフォームを存分に活かしてとにかく丁寧に描いてくれています。
問題解決のプロセスがしっかりしていて、「なんでこうなった?」という疑問の残る余地がほとんどないのが個人的に物凄く気持ちいいです。
足りないところは配信で補完したり、毎月末のFes×LIVEですらシナリオの一部になったりもします。
また、シリーズを長く追ってきた身として新鮮なのが『空白の1年』が存在することです。
これまでのシリーズでは基本的に主人公がスクールアイドル部を創設し、ゼロから部を作っていく様子を描くのが基本でした。
蓮ノ空の場合はラブライブ出場常連校であり、日野下花帆がスクールアイドルクラブに入る以前から既に部の先輩として2年生が存在します。
そしてその2年生達が過ごしてきた1年生時のお話というのはまだ完全には明かされていません。
ここが面白い。
ラブライブらしくそれぞれクセのあるキャラクターばかりなんですが、「どうしてそんな性質になったのか」「1年前に何があったのか」が明示されてないことによって先がすごく気になるしファンによる考察がすごく盛んです。
考察が捗る、というのは現代のアニメゲーム作品において視聴欲をブーストする重要なファクターなのでこの辺が本当に面白くて上手いなぁと思います。
何喋ってもネタバレになる気がするので、少しでも気になったら是非シナリオだけでも読んでみてください。ゲーム部分何もやらなくても全部読めるので!
③楽曲が強い
ここからはエモも何もないんですが、とにかく楽曲が素晴らしいです。
何を隠そう私自身、「バーチャルスクールアイドル…大丈夫か…?」と思っていたタイプです。
でも、1stミニアルバムの『Dream Belivers』の楽曲達を聞いて「あ、とりあえずライブに行きたい」となりました。
これからの展開がどうなるにせよライブで曲を聞きたいと思わせてくれる程度には楽曲が刺さったんですね。
無事に豊洲のリリイベで即堕ちするわけですが、それは置いといて。
こういう言い方が正しいのかは置いといて、とにかくオタクが好きな音を取り揃えていると思います。
王道アイドルソング系のスリーズブーケ
クールでトリッキーなDOLLCHESTRA
とにかく楽しいみらくらぱーく!
Cute、Cool、Passion、完璧です。
シナリオとか読む時間ないよと思ったらとりあえずサブスクで楽曲だけでも聞いてみてほしい。多分1曲くらいは刺さる曲があると思うので。
私はHoliday∞Holidayと眩耀夜行に狂いましたが
君は?
④運営の熱意
これは極めて主観的な話ではありますが、キャストを含む運営チームからどんな物でも使って盛り上げようという強い熱意を感じます。
有志のファンによるプレイ講座の動画であったりイラストであったりを積極的にRTしたり、ストーリーの良さを推薦文という形で著名な作家に書いてもらったり、コンテンツに自信があるんだろうなというのが節々に見えます。
個人的にももっともっとたくさんの人に知ってもらうべきコンテンツだと思うので、運営がこれだけやる気なのはすごく嬉しいなと思います。
まとめ
だらだらと書きましたが、とりあえず足を踏み入れてみてほしいというのが私個人としての願いです。
運営もキャストも本当に頑張って盛り上げようとしてくれているし、事実それだけの熱量を持つに値するコンテンツだと思ってます。
お前も蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんにならないか???
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