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【相棒】season1 3作品をご紹介

プレシーズン3作に始まり、連続ドラマ20年300作品を越える国民的長寿ドラマ「相棒」
未視聴の方には興味を持っていただけるきっかけに
既に視聴済みの方には懐古できる場として
ドラマ相棒season1より3作品ご紹介。


【目撃者】
プライベートの小野田公顕(こうけん)が死体を発見する。死体は男性教師のものであった。早速学校へ捜査へ向かうと1人の男子児童が被害者と近所で有名なろくでなしと呼ばれる男の密会を目撃したという。ろくでなしの部屋から凶器と見られるボーガンが押収され、事件は幕引き、と思われた。しかし、凶器にボーガンが用いられた点に疑問を抱いた右京は捜査を続ける。どうやら被害者は素行の悪さに定評があり、その点が鍵を握っているようだ。
そして証言をした児童の淡々とした語り口調と挑戦的な物言い。彼は周囲の大人を軽蔑し、右京にも対等の目線で語りかける。
薫は少年の行く末を案じ、ある場所へある男と引き合わせる。

少年法を楯に罪を犯す子供達はその先の自分の姿には視線が向いていないように感じます。幼少期犯行を犯したものは更正しなければ
将来、高確率で同等以上の重犯罪を犯すと言われています。
更正には本人の意志が最も重要であることは間違いないですが、環境が彼等をそうしたように環境が彼らを正しい道へと導ける、そういった社会でありたいものです。

【殺しのカクテル】
バーの店主と経営者の男性が口論の末、店主が男性を手にかけてしまう。
一方その頃、薫の家へ1人の淑女が訪れる。女性の名は“アキコ・マンセル”美和子のおばである。彼女は思い出のバーを訪ねに日本に来たとのこと。
以降、薫と美和子はそのバーを探索することとなった。
翌日、前述の事件が発覚した。被害者は飲食店経営者であり、経営は火の車であった。一件を除く全ての飲食店が赤字であり、唯一の黒字店であるバーの店主だけが容疑者から除外され捜査は進められる。
しかし右京はそのバーを訪れる。店主は印象的な客のエピソードやカクテルへの思いを語る。
右京は店主の発言と被害者のやり口が噛み合わない点に目を付け、その後も度々そのバーへ足を運ぶ。
そこで、右京は2つの確信を得た。
1つはそのバーがアキコが恋い焦がれていた思い出のバーであること。そして、バーの店主が経営者の男を手にかけたこと。
右京はアキコと店主を引き合わせ、そして、、、

盟優・蟹江敬三さんと草村礼子さんの掛け合い、そして醸し出す空気感に視聴後胸が温かくなることでしょう。


【最後の灯り】
特命の2人が海岸で目を覚ます。
記憶を辿る2人。
時は遡り、美和子が映画監督・中瀬古(なかせこ)への取材中、突如停電が起こり復旧後、中瀬古が死亡していた。鑑識の結果は窒息死。わずか10秒の停電中に人が窒息したのか?映画関係者が疑惑に挙がるが毒物は検出されず、病死でカタが付こうとしていた。
事の一部始終を美和子から知らされた二人は事件の鍵を握るであろう監督の電気カーペットを捜索中、何者かに暴行を受け拉致され浜辺に投げ捨てられたのだ。
監督の死因は病気か?事故か?事件か?

30年寄り添った仕事仲間であり、戦友をすれ違いから発展し、こういった形で失ってしまうのはあまりにも切ない、そう言わざるをえないエピソードでした。


あなたの思い出のエピソードは何ですか?

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