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中途半端なビジネス知識が危険

キンコン西野さんが今日投稿した記事↓

全社会人が知るべきことだと思うので,是非とも全員読んでいただきたいのだが,一つ引っかかったことがある.それは,

今、話を簡単にサクサク進めていますが、これ、何も工夫しなければ「掃除の人を雇って、サイトを管理する人を雇って…」という話になります。

という部分.



普通の社会人なら,引っかからない部分かもしれない.「たしかに,いつもの仕事でそうなりがちだ…」となるのかもしれない.

だが,おそらく小学生で「掃除の人を雇って、サイトを管理する人を雇って…」と考える子供は一人もいない.
「人を雇う」なんて発想は出てこない.

要するに,「仕事って普通こういうもんだよね」ということを覚えた社会人だからこそ,地雷を踏む可能性があるということである.



もちろん,小学生が社会人より仕事上優れていると言うつもりは毛頭ない.
小学生の発想としては,「自分で掃除して,自分でサイトを管理して」というところだろう.この発想が(今回のケースで)優れているとは言えないはずだ.



つまり,

①自分で掃除・サイト管理する

②自分でやらず,人を雇って掃除・サイト管理する

③自分でやらず,人も雇わず,掃除・サイト管理をする

という成長過程が考えられる.

問題は,①より②のほうが成長過程として先に進んでいるにもかかわらず,①より②のほうが金銭的な損失を生むという点だ.

だから,中途半端なビジネス知識は危険なのだ.



ソリューションは,「自分のビジネス知識は十分か?」と常に疑うことだろう.(月並みな結論だが,実際のところは自分の知識を疑える人は極めて稀.

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