将棋道場通い
将棋道場に通い出すと、最初から通ってれば良かった!とそんな思いが強いのです。
なぜ将棋道場に行きだしたの?
将棋を指すようになって半年も経ってきた頃、もっとうまくなるにはどうしたら良いのだろう?と考える日々がやってきました。
ネット将棋を指し、本だって読みあさり、色々取り組んでいたけれども、なにかもっと他にできることはないかという思いが生まれきたからなんです。
最初の頃は、アプリで将棋をしていてもそこそこ勝つと昇級してしまう。
うまくなってる実感がある。
ある程度行くと、ぶっつけで指しているだけでは勝てることが少なくなってくる。
一応ネットで調べる・本で調べるなんてことをしながら学ぶ。
でもなかなか勝てない。
そんな壁に当たってました。
別にそれで満足していたっていいんです。
楽しみで将棋指してるんだから。
けど、楽しみで好きだからこそ、もっとうまくなりたいなぁなんて思っちゃうわけで。
圧倒的にリアルな場で将棋を指すことがなかったこともあって、将棋道場に通ってみるのはどうかと思い立ち、探してみると、意外や意外、プロ棋士の方があちこちで将棋教室を開いていたりすることを知るのです。
道場ではなくとも、指導対局ということで、プロ棋士が教えてくれる場も、あちこちで見つかります。
プロ棋士ではなくても、アマチュアの強豪の方がレッスンしていたりもする場も多いので、調べてみると意外なほどに道場があります。
最近ではオンラインで指導対局をしてもらえたりもするので、かなり人から学ぶ場は広がったんでしょうね。
”プロが教えてくれる”、そんな気持ちだけで、ドキドキしはじめ、気づいたら、ネットで教室を探し始めていました。
1時間ちょっとかかる場所で、今でも若手現役で活躍するプロ棋士を何名も生み出している上に、現名人の師匠の道場を見つけました。
見学も受け付けていたので、まず行ってみることに。
なぜそこにしたのか・・・
「勘」ですかね(笑
ネットで色々な教室の案内を見ていると、自分に合う合わないがなんとなく分かるような気がします。
将棋道場で学ぶメリット
体系的に学ぶことができる
独学ではやらないような勉強方法を教えてもらえる。
さらに、こちらの段階に合わせて指導してくれる。
理屈を知ることができる
色々な本を読みましたが、棋書やネットでは知ることのできないような、将棋の仕組みというものを教えてもらうことができます。
それこそ一手一手の意味合いから教えてもらうことで、目から鱗でした。
その代わりの代償もあったのですが(汗
駒落ち将棋というものがありますが、ネット将棋で駒落ちで指すことはほとんどないんですよねぇ。
教えてもらってみると、とっても大事なことが分かったりもします。
ほどほどの料金で学べる
小学生も通っているくらいですから、高額な受講費用がかかるわけではありません。
初心者向けだと月額3,000円程度だったりします。
上級者向けであったり、指導対局の頻度によって、個別料金がかかったり、月謝がもう少しかかりますが。
ですが、その料金で学べることの多さを考えると、安っ!と感じます。
直接人から学べる
疑問に思うこと、知りたいことをすぐに聞けて、そして教えてもらえるというのはとても効率的に学ぶことができます。
ちょっとした相談から、みっちり相談までできるのが、とても助かります。
独学で勉強していると、なかなか親身に相談できる人もいないので。
どうやって選んだらよいか
場所
□ なるべく近い方が良い。
頻繁に通えるくらいの場所。
30分くらいで行ける場所にいい道場があると良いんですが。
ちなみに私が行っている道場は1時間くらいかかります。
疲れているとき・調子悪くて勝てないとき・天気が悪いとき、道場に行くのがおっくうになるので、行きやすいところがオススメ(苦笑
環境(ネット環境)
□ オンラインで大盤解説をしてくれたり、指導対局をしてくれる道場
だと良い
なるべく道場に行って指す方が良いですが、道場に行けない時でもリモートで指導してもらえるのは便利。
でも、教室に行って、いろんな人と指すのが一番。
人
だいたいどこも見学をさせてくれるので、
□ 一度は見学・体験させてもらいましょう。
人と人ですから、教えてくれる先生との相性があるので。
注意した方がよいこと
レベル
教室によって、初心者から中級者や上級者(有段者)、奨励会受験を狙う子たちといった、対象にしているレベルがさまざまです。
子ども向け専門の道場もあります。
□ 自分に合ったコースがあるかどうかチェック
世代間ギャップ
教室に来ている人の割合でいうと、子どもが圧倒的に多いです。
低学年の子たちとも対局することが多いのだけれど、強くて簡単に負かされてしまうのです。
小学生でも有段者がいくらでもいるので、教えてもらう機会がたくさんあります。
大人になってから、知らない子どもたちに教わる事なんてないので、最初はかなりのカルチャーショックでした。
□ どんな小さな子に全く歯が立たなくても気にしない
□ どんどん子どもたちに教えてもらいましょう
行ってみてどうか
もっと初めの頃から通ってれば良かった。
ある程度独学で覚えてから通ったのですが、しばらくはどう指して良いか分からなくなるくらいに、バラバラになりました。
全く新しい考え方を知って、なかなか感覚で指せなくなってしまったのです。
駒落ちなんて指したこともなかったので、独特の定跡にとまどって、こっちは駒が多いのに、全然攻めていけなかったりするという・・・
駒落ち将棋の大事なことも知ったりなど、一人だと考えもしなかったり、やろうともしなかったことを教えてもらうことができました。
上級者なりプロの方が教えてくれるので、自分に合ったアドバイスを受けたり、指導してもらえるのは、棋力向上にとっても役立ちます。
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