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けん玉棋士の日常|高田明浩四段

皆様こんにちは!
関西本部所属棋士四段の高田明浩です。暑い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は、暑がりなので少しばてていながらも将棋の勉強をしています。けん玉をしたり、カラオケアプリで歌ったり、という気分転換もして頑張っています。
noteは、初めて執筆するので少し心配ですが、面白い文にしていこうと思います。皆様最後まで読んでいただけると幸いです。

先日王位戦第1局で初めてAbemaさんに出演しました!藤井王位と豊島竜王というゴールデンカードを楽しみつつ、福崎先生の軽快なトークが聞けてとても楽しいときを過ごせました。
番組では、初めて、食レポや大盤解説をやりました。なかでも、印象に残っているのは、けん玉を披露したことです。タイトル戦が行われている神聖な場所でけん玉をするというのは、なかなかないことのように思います。能楽堂は、日本文化の象徴的な場所だからけん玉も意外と合ったかもしれませんね。けん玉ももっと上手くなって自信を持ってパフォーマンス披露ができるようにしていきたいです!今回とても貴重な体験をさせていただいたので、公式戦に活かせるように頑張って行こうと思います!

話が変わりますが、7月3日に行われた、棋聖戦第3局、藤井棋聖VS渡辺名人の将棋はすごい内容でしたね。両者一歩も譲らない序盤戦から白熱した中終盤が大変見応えがある名局でした。
このシリーズは、第4局の記録係に任命されていたこともあり、大変注目しておりました!結果は皆様ご存知の通り藤井棋聖のストレート防衛で最年少九段を達成されました。渡辺名人は今まで、ストレート負けをしたことがないため、この結果には、大変驚きました。そして、将棋界最強とも評されていた渡辺名人をストレートで退ける藤井棋聖の凄みを実感しました。

藤井二冠とは小学6年生から中学2年の頃に研究会で40局ほど対局させて頂きました。その頃から圧倒的な終盤力と優れた中盤感覚が持ち味でしたが、今は周到な序盤戦術と深い読みで、更にパワーアップされた印象です。藤井二冠が棋士になられてからはあまり交流はありませんが、最年少記録達成やタイトル獲得に大変刺激を受けております。
「藤井二冠に少しでもついていけるように」このことを常に意識して努力してきたので、とても藤井二冠には感謝しております。
今は同じ土俵で戦えるようになりましたが、これからもこのことを念頭に頑張っていこうと思っております。
今夏、藤井二冠の出場される王位戦と叡王戦のタイトル戦に注目しつつ、自分の公式戦を1局、1局全力で取り組んでいこうと思います。

コロナでとても大変な時期ですが、これからも将棋とけん玉を楽しんで元気に生活していこうと思います!皆様もけん玉やってみてはいかがでしょう(笑)
今は、オンラインイベントが定期的に行われています。私が出演するイベントは、Twitterで告知します。まだとても緊張してしまってあまり面白いことを言えてないかもしれません。精一杯頑張っておりますので、良かったら見ていただけると嬉しいです。

面白いことが書けたか分かりませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました!コロナが明けてからぜひお会いしましょう!