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ここ最近のこと|星野良生五段

10月某日、リアルタイムバトル将棋のプロ認定を獲得できた。これで一応プロゲーマーとも。しかし、競技人口が少ないのでこれから流行らないと厳しい。同日会場に来ていた参加者にYouTubeを共同でやらないかと誘ってみた。効果はあるかわからないが、自分が発信をすることがリアルタイムバトル将棋の普及につながるかもしれない。その方もすでにYouTubeをやっているので共同でという誘い方になったが、もともとは編集者を探していた。私は編集する技術もないのだが、そもそも編集作業はやりたくない。編集作業を任せてるYouTuberはたくさんいると思うけど、やりたくない人はYouTubeにはむいてないのかもとは思うけど気にしないでおこう。
返事は上々だった。
無事相方となりそうな人が見つかり、YouTubeを始める準備として国からの補助金が使えないか挑戦してみましたが、無謀でした。事業再構築補助金という名前だったと思うが、企業向けで個人事業主は不可能に近いのかも。申請代行業者も検討しましたが無理でした。

YouTubeの視聴者としてはマサキングのヘッドホンテキサスホールデムを欠かさず見ています。テキサスホールデムはポーカーの一つのルールで、ヘッドホンはヘッドホンをしながらプレイをするということ。ヘッドホンをしていることでプレイ理由を話してもほかの人に聞こえません。将棋ウォーズのプレイ実況と似ていますが、相手の思考まではわかるのがヘッドホンテキサスホールデムとの違いです。私は思考を比べるのが昔から好きで将棋も感想戦や検討が好きですが、今はあまりできていません。将棋では感想戦はアマチュアでも一般的ですが、ほかのゲームの世界ではそんなに一般的ではありません。オンラインゲームだと感想戦はやりづらい環境ではあるので一般的にならないのは自然ではあるのですが、YouTubeや配信ではもっとほかのゲームでも感想戦や検討が広まってほしいなと思っています。でも検討や感想戦、コーチングも地味なんですよね。でも麻雀のMリーグは選手がよく検討配信してますね。将棋も自由にできたらいいのにって見てたら思っちゃいます。

いろいろなゲームの思考というテーマに加えもう一つやりたいことは関西将棋会館建設をテーマにしたいと考えています。建設費寄付のお願いはほかの棋士会チャンネルでもやっているのでこちらでは将棋会館を誘致してくださった高槻市にスポットを当てていきます。とりあえずは対局の時の出前はどうなるのかというコンセプトでご飯系を紹介していく予定でしたが、最近相方と現地へ調査しにいくとお店が独自に出前をやっている店というのは聞いたことがないそうです。まあ、今の時代ウーバーとか出前館ですよね。でも、実際に高槻を回ってみると食べ物屋さんはたくさんありました。というか印象よりめちゃめちゃ開発されていました。今、将棋会館がある福島より便利でなんでも揃いそうです。店のラインナップはチェーン店も多くデパートや電気量販店もあって梅田のようでした。少し離れれば住宅街になると思うのですが、阪急とJRに挟まれた地域は地理的な良さがあり、とても活気がありますね。
同日に不動産屋さんにいって収録ができる部屋も検討しました。まあ、部屋がどこまで必要かもわかりませんが、今は棋士室でも自由に将棋が指せないのでYouTubeに使うという理由でなく将棋が指せる部屋も欲しいんです。予想はしていましたが、こういう用途だと住居用として借りるのと違って借りられるところが限られてくるんですよね。少ないですが、駅前に事務所用で借りられるところが1月に空く予定です。お客さんを呼ぶわけではないのでそんなに駅に近くなくてもいいんですが、事務所として使ってもいい部屋はほとんど駅近にしかありません。もとが取れるとも思えないですが、前向きに検討中です。

出前をやっている店がないということでご飯はほどほどにして高槻市でできる体験を紹介するのはどうかと相方に提案したところとても楽しみなようです。
高槻を紹介するにあたり心配なことは外で動画を取る経験値が2人とも全くないことです。ロケ中心のYouTuberの師匠がいればいいんですが、そういう交友関係はありません。どうしたものか・・・
さて、高槻の紹介とゲームに関する思考はかけ離れています。最初は高槻の紹介だけに絞ったチャンネルにしたほうがいいかなと迷いながら時が流れています。本当に動画を出すのかも動画がでる日までわかりませんが、いい方向に進んだらなと思っています。