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第68回奨励会三段リーグ戦開幕

10月24日、三段リーグが開幕しました。今回は36人が3月6日まで1日2局ずつ、約半年かけて合わせて18局ずつ戦い、原則上位2名が晴れて四段に昇段しプロ棋士となります。三段リーグは、参加者全員が人生を懸けて戦う場であり、昇段は容易ではありません。通常13-14勝が昇段ラインになることが多くなっています。

今回注目されるのは、女性として3人目となる三段リーグ参加を果たした中七海三段です。西山女流三冠とともに旋風を巻き起こせるか、とても楽しみにしています。
新人王戦で決勝三番勝負に進んだ齊藤優希三段にも、期待が掛かります。新人王戦の活躍を糧に飛躍して欲しいと思います。
最年少は、16歳の片山史龍三段です。17歳の上野裕寿三段らとともに、将来藤井二冠を脅かすべき俊英にも期待が掛かります。

上記5人は、偶然にもいずれも1勝1敗のスタートとなりました。全18局の長丁場ですが、1局1局を大切に積み上げて欲しいと思います。

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