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第2回達人戦予選の展望

7月11日に第2回達人戦立川立飛杯の開催が発表され、12日から予選が開始されています。何故直前まで開催が発表されなかったのか気になるところではありますが、無事開催されることを素直に喜びたいと思います。

棋戦の内容は第1回と同様に全棋士参加ではなく、4月1日付で満50歳以上の現役棋士のみが参加します。予選は持ち時間が1時間で切れたら1分未満となり、4人が本戦入りします。公開対局で行われる本戦は持ち時間30分で切れたら30秒未満となり、シードの4人と予選を突破した4人の合計8人によるトーナメントです。

今回のシードは前回優勝の羽生善治九段、準優勝の丸山忠久九段、永世称号襲位者の谷川浩司十七世名人、永世称号資格保持者のうち席次1位の佐藤康光九段の4人です。誰が予選を突破して公開対局に臨むのか、組み合わせを確認しておきたいと思います。

日本将棋連盟HPより引用

第1ブロックの本戦進出有力候補は、前回ベスト4の森内九段でしょうか。前回は予選を突破した藤井猛九段や、B級2組で活躍する中川大輔八段にも期待したいと思います。

第2ブロックの本戦進出有力候補は、竜王戦2組準優勝で1組復帰を決めている郷田真隆九段でしょうか。前回も予選を突破した深浦康市九段や、50歳になり今回から参加資格を得た三浦弘行九段、B級2組で活躍する行方尚史九段にも期待が掛かります。

第3ブロックの本戦進出有力候補は、昨年度はB級1組に在籍した木村一基九段でしょうか。同じく昨年度はB級1組に在籍した屋敷伸之九段や、B級2組で活躍する杉本昌隆八段も楽しみです。

第4ブロックの本戦進出有力候補は、前回も予選を突破した阿部隆九段でしょうか。まだまだ元気な井上慶太九段や、今回から参加資格を得た今泉健司五段の活躍も楽しみです。

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