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第36期女流王位戦予選の展望(2)

女流王位戦は、前期リーグで残留した6人と予選から勝ち上がった6人が紅白2組に分かれて総当たりのリーグ戦を戦い、優勝者同士で挑戦者決定戦を行います。今期の予選トーナメント表が発表されていますので、今回は第4-6ブロックの顔ぶれを確認しておきたいと思います。

日本将棋連盟HPより引用

4ブロック

前期は2勝3敗でリーグ陥落となった野原未蘭女流初段を始め、内山あや女流初段、久保翔子女流1級、崎原知宙女流1級、森本理子女流2級ら、期待の若手がひしめくブロックとなりました。リーグ入りの最有力候補には内山女流初段を挙げておきたいと思います。

5ブロック

前期は1勝4敗でリーグ陥落となった千葉涼子女流四段、女流順位戦A級の上田初美女流四段と石本さくら女流二段、実力者の室田伊緒女流三段らが入る激戦ブロックとなりました。リーグ入りの最有力候補には伸び盛りの石本女流二段を挙げたいと思いますが、若手の岩佐美帆子女流1級、鎌田美礼女流2級、竹内優月女流2級にも注目しています。

6ブロック

前期は1勝4敗でリーグ陥落となった松下舞琳女流初段を始め、女流順位戦A級の塚田恵梨花女流二段、女流順位戦B級の北村桂香女流二段、若手実力者の今井絢女流初段、佐々木海法女流初段、木村朱里女流初段、梅津美琴女流1級らが入る楽しみなブロックとなりました。リーグ入りの最有力候補には塚田女流二段を挙げておきたいと思います。


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