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第79期順位戦C級1組8回戦

12月15日に順位戦C級1組8回戦の一斉対局がありました。

私が注目している増田六段は勝って7勝0敗となり、高崎七段とトップを並走しています。他の注目棋士のうち、高見七段、船江六段も勝って6勝1敗となりましたが、青嶋六段は敗れて5勝2敗と一歩後退しました。高橋九段も勝って5勝2敗です。都成六段は10月以降好調で年間勝率を8割に乗せていましたが、増田六段に敗れて3敗となり今期の昇級は苦しくなってきました。

昇級枠3名に対し1敗までが4名になり、2敗の5人にも昇級の可能性が出てきました。次の9回戦では全勝の高崎七段と1敗の船江六段の対局が組まれており、2敗の中でも順位が比較的上位の千葉七段、青嶋六段、片上七段は残り3局を勝って望みをつなぎたいところです。

一方、降級点(*)のある小林七段、青野九段、豊川七段、安用寺六段、島九段が8名の降級点(*)圏内にいます。残留に向け、厳しい戦いが続いています。

(*)降級点  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B級2組以下のクラスでは、成績が悪くても1期で降級することはなく、成績下位の一定人数に「降級点」がつけられる。降級点はB級2組とC級1組では2つ累積、C級2組では3つ累積すると降級する。

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