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第1期白玲戦順位決定リーグ最終7回戦(C,D,G,H組)

5月28日に白玲戦順位決定リーグのC,D,G,H組最終7回戦の一斉対局がありました。第1期白玲は、各組1位の8名でトーナメントを行い、決勝七番勝負の勝者が戴冠することになります。また来期より始まる女流順位戦は、白玲を除く上位10名がA級、それに続く上位10名がB級、更にそれに続く20名がC級、それ以外の女流棋士はD級となります。各組2位までに入っていれば、来期A級で戦う可能性が残り、各組3位までに入っていれば来期B級で戦う可能性が残ります。これらを踏まえ、順位決定リーグC,D,G,H組の結果を確認しておきたいと思います。

C組
本命に挙げた加藤(桃)女流三段が最終局も勝ち、7勝0敗で1位となりました。対抗に挙げた甲斐女流五段も最終局に勝ち、6勝1敗で2位に入りました。3位争いは、宮宗女流二段と山田女流四段と藤田女流二段が3勝4敗で並び、プレーオフで順位を決めることになりました。

D組
本命に挙げた西山女流三冠が最終局も勝ち、6勝1敗で1位となりました。対抗に挙げた香川女流四段も最終局に勝ち6勝1敗で並びましたが、直接対決で敗れているため2位となりました。期待の若手武富女流初段は最終局に敗れましたが、4勝3敗で3位に入りました。和田(あ)女流初段は最終局に勝ち4勝3敗で並びましたが、直接対決で敗れているため4位となりました。西山女流三冠に土を付けた山口(恵)女流二段は、3勝4敗で5位に終わりました。

G組
本命に挙げた里見女流四冠が最終局も勝ち、7勝0敗で1位となりました。対抗に挙げた鈴木女流三段も最終局に勝ち、5勝2敗で2位に入りました。開幕4連勝と好調だった小髙女流初段は最終局に敗れましたが、4勝3敗で3位に入りました。竹部女流四段は最終局に勝ち4勝3敗で並びましたが、直接対決で敗れているため4位となりました。

H組
本命に挙げた中井女流六段が最終局に敗れましたが、6勝1敗で1位となりました。対抗に挙げた中村(真)女流三段は、最終局で中井女流六段に勝って意地を見せ、5勝2敗で2位となりました。3位争いは、室田女流二段と北村女流初段と和田(は)女流2級が4勝3敗で並び、プレーオフで順位を決めることになりました。


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