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第1期白玲戦順位決定トーナメント1回戦の状況

白玲戦の順位決定リーグによる各組順位が確定し、順位決定トーナメント戦が始まっています。1-8位戦の決勝は七番勝負が行われ、勝者が初代白玲となります。また来期から始まる女流順位戦は、2~11位の10名がA級、12~21位の10名がB級となるので、上位を中心に1回戦の状況を確認しておきたいと思います。

1~8位

初代白玲の本命と対抗である里見香奈女流四冠と西山朋佳女流三冠は、順当に準決勝に駒を進めました。準決勝では里見香奈女流四冠が渡部愛女流三段と、西山朋佳女流三冠が加藤圭女流二段と顔を合わせます。七番勝負に進むのは二強の二人となるのか、里見女流王位からタイトルを奪取した経験もある渡部愛女流三段や進境著しい加藤圭女流二段の進出があるのか、準決勝の対局から目が離せません。

9~16位

11位まで来期女流順位戦でA級入りとなりますが、1回戦を勝って可能性を残したのは、タイトル経験者の甲斐智美女流五段と千葉涼子女流四段、今年度8勝1敗と好調の鈴木女流三段、タイトル初挑戦を果たしたばかりの山根ことみ女流二段の4人です。2回戦に勝てばA級入り決定なので、誰が名乗りを上げるのか楽しみです。

17~24位

21位まで来期女流順位戦でB級入りとなりますが、1回戦を勝って決めたのは、タイトル挑戦経験者の岩根忍女流三段、期待の若手塚田恵梨花女流初段、北村桂香女流初段、武富礼衣女流初段の4人です。残り1枠を室谷由紀女流三段、宮宗紫野女流二段、小高佐季子女流初段、野原未蘭女流1級が争います。

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