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第81期順位戦昇級者の顔ぶれ(B級1,2組)

4月5日に第81期名人戦七番勝負が開幕しました。次期順位戦が始まる前に、今回はB級1組、B級2組からの昇級者の顔ぶれを確認しておきたいと思います。

A級 ← B級1組

佐々木勇気八段 9勝3敗
2010年プロ入りの28歳
中学生でプロ入りした5人に次ぐ年少記録でプロ入りした俊英が、ついにA級の座を射止め、同時に八段への昇段を果たしました。今年度は更なる飛躍が期待されます。

中村太地八段 9勝3敗
2006年プロ入りの34歳
王座獲得経験もある実力者が、B級1組を1期抜けしてA級への昇級、八段への昇段を果たしました。今年度は久し振りのタイトル挑戦が期待されます。

B級1組 ← B級2組

大橋貴洸七段 9勝1敗
2016年プロ入りの30歳
プロ入り後の通算勝率が7割を超える強豪が、3期連続昇級を果たして七段に昇段しました。昨年度は王座戦で挑戦者決定戦を経験し、そろそろタイトル戦への登場を期待しています。

木村一基九段 8勝2敗
1997年プロ入りの49歳
前期はB級1組から陥落を喫しましたが、不撓不屈の精神で1期での返り咲きを果たしました。若い世代の初昇級が目立つ中での健闘が光りますが、まだまだ衰えは感じさせません。

増田康宏七段 8勝2敗
2014年プロ入りの25歳
藤井竜王の「西の天才」に対して「東の天才」と称された俊英が、B級1組への昇級と同時に七段への昇段を果たしました。現在王位リーグを戦っていますが、そろそろタイトル挑戦を期待したいと思います。

C級1組、C級2組からの昇級者は、別途投稿したいと思います。

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