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第35期女流王位戦挑戦者決定リーグ最終5回戦

女流王位戦の挑戦者決定リーグは、2月19日に最終5回戦の一斉対局がありましたので、結果を確認しておきたいと思います。

紅組

4勝0敗で単独トップに立っていた大島綾華女流初段は、3勝1敗の西山朋佳女流四冠に敗れ、中井広恵女流六段に勝った伊藤沙恵女流四段とともに4勝1敗で並びました。三者の直接対決も1勝1敗で並び、前期成績が上位の伊藤女流四段の優勝となりました。
大島女流初段は最終局も西山女流四冠をあと一歩のところまで追い詰め、近い将来にタイトル戦に登場する可能性を感じさせる大健闘でした。
惜しくも優勝を逃した西山女流四冠と大島女流初段は残留を決め、残念ながら中井女流六段、山根ことみ女流三段、千葉涼子女流四段は陥落となりました。

白組

既に優勝を決めていた加藤桃子女流四段は、松下舞琳女流初段を破って5勝0敗での優勝となりました。
残り2枠の残留争いは、香川愛生女流四段を破って4勝1敗の渡部愛女流三段と、野原未蘭女流初段を降して2勝3敗となった小高佐季子女流初段が残留となりました。野原女流初段も2勝3敗ですが、小高女流初段との直接対決に敗れたため涙を飲みました。残念ながら香川女流四段と松下女流初段も陥落となりました。

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