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第34期女流王位戦挑戦者決定リーグの展望

女流王位戦の挑戦者決定リーグは、前期リーグで残留した6人と予選から勝ち上がった6人が紅白2組に分かれてリーグ戦を戦い、優勝者同士で挑戦者決定戦を行います。今期のリーグ戦を戦うメンバーが確定し、12月12日からリーグ戦が開幕しますので、顔ぶれを確認しておきたいと思います。

日本将棋連盟HPから引用

紅組

前期も里見女流王位に挑戦した西山朋佳女流二冠が、優勝の最有力候補と思います。実力者の香川愛生女流四段、甲斐智美女流五段、室谷由紀女流三段、進境著しい山根ことみ女流二段、塚田恵梨花女流初段が顔を揃え、星のつぶし合いになることも想定されますが、誰が抜け出して西山女流二冠を倒すことができるのか、楽しみにしたいと思います。

白組

優勝の最有力候補には、現在女流王座戦五番勝負に挑んでいる加藤桃子女流三段を挙げたいと思います。タイトルホルダーの伊藤沙恵女流名人や、前期は紅組優勝を果たした渡部愛女流三段も侮れません。レジェンド清水市代女流七段や中井広恵女流六段、若手伸び盛りの武富礼衣女流初段にも期待しています。

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