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第6期叡王戦段位別予選の状況(九段)

第6期叡王戦の段位別予選で九段戦が終了し、本戦出場者の顔ぶれがすべて決まりました。既に八段戦から四段戦の結果については投稿しましたので、九段戦の結果について確認しておきたいと思います。

■九段戦 Aブロック優勝者:行方尚史九段
     Bブロック優勝者:木村一基九段
     Cブロック優勝者:丸山忠久九段

行方九段は、谷川九段や佐藤(康)九段らを破り、4期連続の本戦出場となりました。第1期と第3期には本戦でベスト4まで進出しており、比較的相性の良い棋戦なのかもしれません。
木村九段は、郷田九段や森内九段らを破り、第4期以来の本戦出場となりました。激戦ブロックを勝ち上がり、本戦での活躍が期待されます。
丸山九段は、佐藤(天)九段や久保九段らを破り、第4期以来の本戦出場となりました。第3期には本戦でベスト4まで進出しており、今期も上位進出が期待されます。

叡王戦では、これまで九段戦から勝ち上がった棋士の優勝がありません。(第2期の佐藤(天)九段は八段戦からの勝ち上がり、第5期の豊島竜王はシードによる本戦からの出場)。若手登竜門の感もある叡王戦ですが、ベテラン勢の戦いにも注目していきたいと思います。

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