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第13期加古川青流戦の展望

加古川青流戦は、四段・奨励会三段上位者・女流棋士2名・アマチュア3名によるトーナメント戦で、決勝のみ三番勝負が行われます。若手にとっては登竜門とも言うべき棋戦で、まだ歴史は浅いですが、過去の優勝者には永瀬拓矢王座や佐々木勇気七段が名を連ねています。今期の加古川青流戦は既にトーナメント表が発表されており、5月27日に開幕しますので、顔ぶれを確認しておきたいと思います。

日本将棋連盟HPより引用

左の山には、前期優勝の徳田拳士四段、棋士編入試験を突破してプロ入りした小山怜央四段、現役最年少の藤本渚四段をはじめ、プロ入り間もない高田明浩四段、岡部怜央四段、狩山幹生四段らが入っています。決勝進出の有力候補には小山怜央四段を挙げたいと思いますが、里見香奈女流五冠の活躍も楽しみです。

右の山には、前期準優勝の齋藤優希三段、王位リーグに参戦した冨田誠也四段、中堅の域に差し掛かった谷合廣紀四段、山本博志四段、4月にプロ入りしたばかりの小山直希四段、森本才跳四段、柵木幹太四段らが入っています。決勝進出の有力候補には冨田誠也四段を挙げたいと思いますが、西山朋佳女流三冠にも注目しています。

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