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第79期順位戦C級1組10回戦

2月2日に順位戦C級1組10回戦の一斉対局がありました。

上位対決で注目された増田六段vs船江六段は、増田六段が敗れて8勝1敗、船江六段は勝って7勝2敗となりました。トップを並走していた高崎七段は勝って9勝0敗となりました。高見七段も勝って8勝1敗です。船江六段以外の2敗組はすべて敗れたため、全勝1人、1敗が2人、2敗が1人となり、高崎七段と増田六段は1局を残して昇級が確定しました。

昇級の残り1枠は、高見七段と船江六段に絞られました。高見七段は最終の11回戦で高崎七段との対局が組まれており、勝てば昇級となります。船江六段は自身が勝って、高見七段が敗れた場合に昇級となります。

一方、降級点(*)のある青野九段、島九段は、今期も降級点が付くことが確定し、残念ながら降級となります。小林七段、豊川七段、安用寺六段も8名の降級点圏内のため、残留に向け最終局の勝利が絶対条件となっています。

(*)降級点  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B級2組以下のクラスでは、成績が悪くても1期で降級することはなく、成績下位の一定人数に「降級点」がつけられる。降級点はB級2組とC級1組では2つ累積、C級2組では3つ累積すると降級する。

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