見出し画像

第6期叡王戦段位別予選の状況(五段、四段)

第6期叡王戦の段位別予選が大詰めを迎えています。既に五段戦と四段戦で優勝者が決まりましたので、本戦出場者の顔ぶれを確認しておきたいと思います。

■五段戦 優勝者:古森悠太五段
2017年プロ入りの25歳です。角交換振り飛車を得意とする攻め将棋だそうです。前期も四段戦を勝ち上がり本戦に出場していますので、この棋戦との相性が良いのかもしれません。今期は竹内五段、島本五段、牧野五段、長岡五段に勝って優勝となりました。

■四段戦 優勝者:井出隼平五段(2月25日付で昇段)
2016年プロ入りの29歳です。居飛車も振り飛車も指しこなすオールラウンダーで、先日放映されたABEMAトーナメントでは軽妙な解説が話題となりました。今期は山本四段、杉本(和)四段、長谷部四段、石川(優)四段に勝って優勝となりました。

叡王戦は段位別予選という方式のため、四段・五段クラスからも必ず1名ずつ本戦に進出できる仕組みになっています。私の予想(願望)はかすりもせずに外れましたが、古森五段も井出五段も今後の活躍が期待される新鋭です。伸び盛りの若手精鋭揃いの段位別予選を勝ち抜いた勢いで、本戦でもひと暴れすることを楽しみにしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?