7/4倉敷藤花戦 対中村女流三段

 真梨花ちゃんは付き合いも長く研究会も一緒にやっていた時期もあるので、私にとって女流棋士の中では１番将棋を指した事がある相手かもしれません。
直近１年間でも今回で４局目。何故か当たる時は集中して当たるんですよね。

１年間で当たった前３局は全て四間飛車対居飛車穴熊だったので、久しぶりに先手になった今回は中飛車左穴熊を採用しました。

 序盤で少し良く出来そうな展開でしたが、実際はなかなか難しかったようで中盤の長い将棋でした。
上図は直前に相手のミスがあり、ようやくハッキリと良くなった局面です。
ここで▲86角が狙いの一手。次に▲43歩もしくは▲32歩がとても厳しいです。
後手は分かっていてもちょうど良い受けがないので△35歩以下暴れてきましたが、穴熊が心強い展開となりました。

 倉敷藤花戦はこれでベスト8。
10日にリコー杯、20日にマイナビ一斉予選と対局が続くので体調に気をつけて頑張ります。