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金と銀の見分け方(将棋入門)

 長女は3歳になる直前に駒の並べ方を覚えました。これで小学校へ行っても将棋の駒の漢字だけは間違えないね。今は気が向いた時に公文の将棋ドリルで駒の動かし方を学んでいます。
そんな彼女が今一番苦戦している事、それは金と銀の違いです。
これは長女だけでなく、将棋入門者がまず初めにぶつかる壁と言ってもいいかもしれません。金と銀ってそもそも濁点ついてるだけだし、隣にあるし、動きも似てるし見分けられないよ!
今回はそんな方の為の見分け方講座です。今まで色々見聞きしてきた中で私が一番分かりやすいと思っているものをご紹介します。

金の動きの覚え方

将棋の初期配置を見てみると、1段目に玉・金・銀・桂・香とあります。これらは全て財宝や当時貴重だったものを表しています。ちなみに2段目の飛車・角行、3段目の歩兵、駒の2文字目(王将の将、香車の車)は兵隊を表しています。
さてそれでは早速、金の動き方を見てみましょう。
黒いマスが動ける場所です。

いかがでしょう。何となく見えませんか?
そう、金は貝がらの形をしています!ホタテ貝の形です!(こちらはあくまで覚え方です)

銀の動きの覚え方

突然ですが将棋の発祥の地はご存知ですか?
そう、インドです。
ではインドと言えば何ですか?
そう、象です。インドと言えば象です!
それではここで銀の動きを見てみましょう。
同じく黒いマスが動ける場所です。

いかがでしょう。象です!
え、象?どこが?という方の為に書いてみます。

左前足 鼻 右前足
    胴
左後足   右後足

横着してテキストで書いている故に見づらくてすみません…。
しかしいかがでしょう。
インド=象=銀です。発祥まで覚えられて便利!
インド発祥とされるゲームには象が動きの由来となっている駒があると聞いています(象棋とかはそのままですよね)。

動き方を形で覚える

将棋の駒8種類の中でなぜ金と銀が分かりづらいかというと、動きを形として覚えにくいという部分があります。
玉は周り全部!
角はバッテン!
桂はぴょんと跳ねる!
金は…こことここと…えっと…となる訳です。
言葉にして表せるものは即ちイメージとして形が浮かんで来ます。

金と銀の見分け方、困っている方はぜひ
「金は貝、銀は象」
です。キンカイとギンゾウ。金塊と銀蔵。銀蔵、誰だろう。

まあ長々書きましたが、正直に言えば間違えながら指すのが一番です。
人と指して間違えるのが怖かったら指導対局で練習するのがおすすめです(いずれこれについての記事も書きます)。

蛇足

今回初めて駒を撮ったんですが、難しい。
そもそも夜の蛍光灯の下だと盤が光る。
試しに何枚か撮ってみました。


ピシッとしてみたり。

先を見て寄り添ってみたり。
こっちの方が好きかな。

読んでいただきありがとうございます。 単純なのでスキやフォロー、サポートをしていただけると更新頻度が上がると思います。笑